1目ゴム編みがむずかしい ~Ilaria Shirt(1目ゴム編み版)
いよいよ佳境に入ってきたIlaria Shirt(1目ゴム編み版)。身ごろが編み終わりました。これであとは袖だけ。袖は前回と同様、半袖にすることにしました。これで完成まであとちょっとー!
ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターの一部をちょっとだけ改変(首周り・裾・袖口のイギリスゴム編みを1目ゴム編みに変更)して編んでいます。
以前編んだ改変なしのIlaria Shirtの完成品は↓こちら。
ブックレットについてのレヴューは↓こちら。
購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。
本体は4 mm針で編みましたが、ゴム編み部分は最初に編んだ首周りと同様、3,25 mm針を使いました。
1目ゴム編みを14段編んで、ゴム編み止めをして終わりました。そこでハタとしたのですが、1目ゴム編みってこんなもんで良かったのか、と。なんか間延びしているような感じがして、あまりしっくりきていません。1目ゴム編みって表目が縦の長方形ではなく、正方形または横の長方形になるのが気になって仕方ないのですが、どうやってもうまく編めたことがありません。唯一、うまく編めて自分に自信が持てたのは、Breckonというカーディガンの袖口の1目ゴム編みのみ。
上記記事で使っていたのは、4 plyのソックヤーン(ウール75%、ナイロン・ポリアミド25%)でした。今回使っているのはコットン糸。素材が違うし、コットン糸はソックヤーンに比べると伸縮性が皆無という大きな違いがあるので、どうしても編んだ感覚も見た目も違ってしまうのは仕方がないことは分かっているのですが……。
ただ、パティさんの本にあったコツで編んでみたら、均一な感じの見た目になったので、これはこれでうまく行ったと言ってもいいのかもしれませんが、どうだろう……いまいち自信なし。1目ゴム編みは昔から不得手で(フランス式で編んでたのをアメリカ式に変えるきっかけになった)、自分にとっての鬼門です。