前立て、まずはボタンホールができました ~Siena
前開きベストのSienaは、現在前立てを編んでいるところですが、ボタンホールが全部編み終わり、あとはすべて普通に編んでいくだけとなりました。
フィンランドのニットデザイナーJonna Hietalaさんデザインによる、トップダウンで編む前開きのベストSienaを編んでいます。もともとはイタリア?のmYakというところが出したパターンだそうですが、一時期Laine Publishingでも販売されていました(現在はRavelryのみで販売)。
Sienaのパターンが販売されているRavelryページは↓こちら。
mYakのSienaページ(毛糸のみの販売)は↓こちら。
ゴム編みの前立てじゃないというのが初めてなので、とても新鮮です。こうやって見ると、この編み方の前立ては、まるで既製品かのようなかなり本格的な感じがします(いや、ゴム編みの前立てだって本格的なんだけどさ)。ボタンホールは全部で五つ。途中ちょっと苦戦しましたが、初めてのわりになかなか上手くボタンホールを編めたのではないかと思います。
それにしても、このダブルニット(袋編み)の前立ての方法を考えたSarah Solomonさんは、天才じゃないだろうか。Sarahさんは、以前Sienaについての投稿に書いた(下記記事)、先に前立てだけを編んでから本体に縫いつける方法を発表した方で、初出はinterweave刊行の雑誌knit.wear Fall/Winter 2016だそう。
◎ダブルニット前立てのチュートリアルが書かれたSarahさんのブログ記事
Sarahさんのブログ記事の最後に、ボタンホールの編み方が載っているのですが、こちらは横向きのボタンホールで、いま私がやっている縦向きのボタンホールのやり方とは全然違います。袋編みの目は縦に長く横に短いため、こちらのやり方の方がボタンホールの大きさの調整がしやすそうな気がします。そのうち、Sarahさんのやり方を試してみたいです(よく考えてみたら、今回やれば良かったじゃんね……)。
さて、まだまだ先は長い前立て。ここまでの反省点を挙げるとすれば、編み始めたところは少しばかり目が緩い点でしょうか。そのため、ゆるい方に引っ張られて、身ごろがちょっとだけカーブしてしまっているのが、気になるっちゃ気になる。
編み直しも考えましたが、ここまで編んだらもうほどきたくない(笑)。ので、この反省は次に生かすとして、今回はこのまま編んでいこうと思います。