散歩でガートン Girtonへ

 昨日は、友人たちと待ち合わせをして、ガートン Girtonという集落を散歩をしてきました。

 ガートンは、今住んでいる町ののすぐ隣にある住宅街で、入ってすぐのところには有名なガートン・カレッジがあります。人口は5,000人もいない小さな町なのですが、歴史が古く、この集落から見つかったさまざまなものによると、2,000年以上前から存在していたと考えられているそうです。

 昨日は、もっと奥にある公園を目指して、歩きました。途中、高速道路(A14)を横切るように橋がかけられていて、そこを渡ったすぐのところまでは行ったことがあったのですが、さらに奥へ行くのはこの日が初めてでした。

 下の写真は、途中で見つけた、電話ボックスです。
 イギリスといえば、この赤い電話ボックスが有名ですよね。中の電話はもうすでに撤去されているものの、電話ボックス自体はまだあちこちで見かけます。ただ、大概のものは、落書きが酷かったり、ガラスが割られていたりと、ひどい状態になっていますが、この電話ボックスはとっても保存状態がいい。
 その理由は、この電話ボックスが、図書館のような存在だからでしょう。中には本がたくさん置かれています。おそらく、誰かが読んだ本をここへ持ってきて、また別の誰かがこの中から読みたいと思った本を持っていく、のだと思います。こういった、本が何十冊と入ったガラスなどのケースが道端に設置されているのは、ドイツでもよく見かけました。


 目的地だった公園へ到着しました。いろんなものを目にしてはせわしなく喋り、を繰り返しながら歩いていたため、到着まで結構時間がかかりました。
 パッと目に入ってきたこのオブジェ、とても繊細で美しく、しばらく見惚れてしまいました。ケンブリッジ生まれのアーティスト、マシュー・レーン・サンダーソン Matthew Lane Sandersonという方のデザインだそうです。
 思っていたよりもとても大きな公園で、遊具やテニスコート駐車場までありました。


 公園の隣は教会(Saint Andrew’s Church Girton)でした。
 調べてみたら、この教会もかなり古いようです。現在の建物には、11世紀に建てられたときに使われた石が含まれていたり、建築の一部に13世紀のものが証拠として残っているのだとか。今の建物自体は15〜16世紀に大部分が作られたとありました。
 ちょうど鐘が鳴っていたので時間をみてみたら、なぜか14時25分で、なぜ中途半端な時間に?と友人たちと首をひねりました。


 帰り道で見つけた、ガートンのヴィレッジサイン。
 ガートンは、公園の駐車場と教会の境にあったオブジェにもあったように、ガチョウとの関連が深いようです。


 住んでいるエリアに戻ってきました。
 友人に、私が住んでいる建物の横にヘーゼルナッツの木がある、と教えてもらっていたのですが、確認していなかったので、友人たちとそれを見に行きました。
 これがヘーゼルナッツの木です。


 そして、まだなっていた実をいくつか見つけました。まだ若いのもありますが、割って食べてみるといいよ、とのことだったので、試してみようと思います。

 13時に待ち合わせて、戻ってきたのは15時半を回っていました。

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