切ったところから縁をくるむ ~Learn-to-Love-Steeks Blanket


 前回、切ったところがほつれていかないよう、縫い糸でほつれ防止をしていたものの、想像していたよりもほつれが激しかったため、編地を切るのをいったんやめて、縁をくるみ始めることにしました。

 切ったところは、畝と畝の間にある10目の、第5目と第6目の間です。切った端をくるむために使うのは、畝から数えて第3目です。編地の裏側には、くるむために使う4 plyで編んだメリヤス地があり、その目はケーブルに休ませてあります。ケーブルに針を付け、4 plyの糸を使ってくるんでいきます。

 まず最初に、切った端を4 ply編地との間に折り込み、第3目を立たせます。そうしたら、右手に持った針を第3目、そして休ませていた目に通します。


 表目を編む要領で、糸をかけて手前に抜きます。これで、休ませていた目・第3目ともに糸が通っており、右針には2目がかかっている状態です。休ませていた目は針から落とします。


 右針に残っていた目(右)を、編んだ目(左)にかぶせます。これで右針には1目だけが残っています。

 これをくり返します。

 編地を切った近くまでくるむことができたのと、切ったところが縫ってある糸よりもほつれないことがはっきりと分かったので、最後まで切ることにしました。


 最後まで全部切ってしまいました。


 あまり長くないケーブルを使っているのに、編地にひだができていないのは、まだ休ませたままのケーブルにジョイントを付け、ケーブルを継ぎ足したからです。
 これであとは、続きをくるみ、もう片方もくるむだけです。

 しかし、ここで一つ大きな失敗をしてしまいました。

 もう少しだけ続きます。

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