クリスマスイヴは慌ただしい。そしてロックダウン

 今日はクリスマスイヴですね。町はクリスマス一色になるので、電飾やらショーウィンドウなどが一気に華やかになります。しかし、毎年このころはなぜだか忙しく、ゆっくりする時間がなかなか取れません。

 ヨーロッパに住むようになってから、クリスマスをのんびり過ごした記憶がありません。毎年、前日のクリスマスイヴは、食料品や飲料品などの買い出しに奔走していて(スーパーでいろんな商品が品切れになり、いくつかのスーパーをはしごする羽目になる)、夜にはぐったりしていることがほとんどです。というのも、ヨーロッパではクリスマス当日である25日は祝日のため、どこもお店が閉まってしまい、何も買うことができなくなります。それに備えるために、前日であるイヴがいつも慌ただしいのです。ちなみに、26日もボクシング・デーでお休みです。ドイツはここに日曜祝日にスーパーが閉まる閉店法まで運用されているため、ドイツの方がもっとクリスマス直前は買い出しが大変でした。イギリスは日曜祝日であってもスーパーが開くので、その点は少し楽です。
 そして、25日にはクリスマスミサを与りに教会へ出かけます(今年はCOVID-19の影響もあるので行きません。そういえば、夫と結婚してクリスマスミサへ行くようになったのですが、クリスマスにミサへ行かないのは、今年が初めてだ……)。帰ってきたら夕食の支度。やっとゆっくりできるのは、26日だけ、という始末。今年はクリスマスとボクシング・デーが週末にかかっているのと、28日がバンクホリデーなので、いつもよりお休みが長いですね。

 せっかく世間が休みになるので、ゆっくりのんびりと休みを堪能したいところですが、残念なことにボクシング・デーである26日から、ケンブリッジ州全体が現在のコロナ危険度Tier 2から、一気にTier 4まで引き上げられることが、昨日決定しました。
 以前まではTier 3までしかなかったのですが、Tier 4は突然出来た段階で、イギリス南東部が最初に適用されました。ケンブリッジは南東部にとても近い場所なので、そのうちなるだろうとは思っていましたが……。Tier 4は、3月下旬に行われたロックダウンと同じレベルの内容で、食料品や薬などの買い物と、運動のための外出はできますが、基本的には家にいなければならず、いまのように自由な外出ができなくなってしまいます。

 今年はこれもあって、買い物だなんだと例年以上にクリスマス直前が慌ただしいです。その上、州の一部では、昨夜の雨で洪水が起きて床下浸水しているお家もあるのだとか。いろいろ重なりすぎ。
 いろんな意味で、印象深いクリスマスを迎えることになりそうです……。

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