といっても、これは私の話ではありません。夫です。ちなみに、ワクチン接種のことではなく、コロナに罹患しているかどうかを陰性・陽性で判定するものです。

　引越しの日程決めが二転三転、四転五転、なんなら九転十転していてなかなか決まりません。しかし、夫が働き始める日は刻々と近づいてきています。
　結局、夫と一緒にドイツへ渡ることが難しいため、別々にドイツへ入国することにしました。夫が一足先にドイツへ行き、必要な書類を申請し入手しないと、引越しの荷物をドイツへ送ることができないためです。そのため、私はしばらく（といっても、ここにいられる時間にも限りがあるため、何ヶ月もいられるわけではありませんが）イギリスに残ることになりました。

　現在、イギリスでは飛行機に搭乗するために、搭乗48時間以内にCovid-19テストを受けて、陰性だった結果の証明が必要です。これは、ドイツ入国でも同様です。そのため、一足先にドイツへ行く夫が出発前である昨日、Covid-19テストを受けに、我が家から一番近い空港であるStansted Airportへ行ってきました。家から歩いていける場所にもテスト会場はあるのですが、こちらはこのコロナ禍で仕事をしている人（エッセンシャルワーカーなど）やコロナの症状が出ている一般の人しか受けられないので、イギリスの各空港で実施されているCovid-19テストを受けに行った次第です。ただし、先日の政府発表で、4月9日からは週に2回、無料で誰でもCovid-19テストを受けられるようになるため、近隣の会場でもテスト可能になると思います。

　さて、夫が受けたLAMPというテストは、お値段が£85で、90分で結果が出るものです。いくつか選択肢がありましたが、一番妥当なのがLAMPだったのでこれを選び、日程と時間を予約しました。
　空港に行ってみると（と書いていますが、行ったのは夫です）、テスト会場が設営されていました。検査の予約をしたさいに、予約時間の30分前までには到着していることを言われていたため、早めに着くよう電車に乗って行ったのですが、会場には誰もいなかったので、予約時間前にもかかわらず、テストを受けることができたのだそうです。検査を受けたあとに『1時間後くらいに結果が出るから、所定の場所からファイルをダウンロードしてね』と言われて検査終了。思っていたよりも早く終わったため、すぐに帰路につき、夫が帰宅したのは家を出てから2時間半後でした。
　ちなみに、夫が帰宅したときにはすでに検査結果が出ており、陰性でした。一安心。

　検査終了後、夫が空港の出発ロビーを通ったときに、その様子を写真に撮って送ってくれたので、ブログにも載せることにしました。それが一番上の写真です。
　人っ子一人いません。海を楽しんでいる家族の写真と“Discover Europe　£19.99～”と書かれているRyanairの看板が物悲しさを誘います。夏ごろにはここも人で溢れているでしょうか。残念ながらそのときにはもうイギリスにはいないので、確認することはできませんが……。