こんなに余った糸で何を編もう? ~January Hat


 先日完成したひざ丈ロングカーディガンで差し色としてほんの少しだけ使ったPetrol Blueの糸が、こんなに余りました(上の写真)。もともと一玉400gでしたが、カーディガンを編み終えたあとに量ってみたら、約340gもありました。つまり差し色としては60gくらいしか使わなかったということですね。まだまだたくさんある糸で何を編もうか考えてみました。

 この糸はAranなのでセーターは排除。カーディガンを編むには量が足りないので排除。マフラーやショール、カウルなど、首に巻くものは自分で作ったものや叔母からもらった手編みのものなど、お気に入りが複数あるため、これ以上はなくていいかなと排除……とこんな感じでいろいろと排除していった結果、たどり着いたのは帽子でした。オシャレ帽ではなく、防寒第一の実用性のありそうな帽子を一つ編むことにしました。

 以前見つけて編んでみたいと思っていた帽子が、ちょうどAranで編めそうだったので(パターンではWorstedですが)、↓これに決めました。

January Hat, designed by Courtney Kelley

 そして、さっそく編んでいます。

 裾のゴム編みは、別糸で作るゴム編みの作り目にしました。ただ、このパターンでは、本体の模様に合わせてゴム編みが下記のような並びになっています。

表2目、裏1目、表2目、[裏1目、表1目]×6回、裏1目 (一模様分)

 そのため、通常の1目ごとや2目ごとのゴム編みとは違いますが、このパターンの場合でもこうすれば別糸で作るゴム編みの作り目からでもできるかも、と考えた方法で試してみたら割ときれいにできてしまいました。何も、1目ごとや2目ごとでなくても作れるものですね。
 ほかの組み合わせ(表3目×裏3目や表4目×裏2目など)もやってみた結果、ゴム編みの裏目が1目か2目だったら、別糸を使った方法で作り目ができそうです。このやり方はいずれ記事にしてみようと思います。

 この帽子は全体に模様が入っており、交差編み、2段ごとの鹿の子編みのほかに、1目から3目を編み出してまとめるボブル編みが多数出てくるため、編むのにえらく時間がかかりそうです。気長に。
 
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