先日身ごろを分けたカーディガンのBreckon、一番最初に取り掛かった左前身ごろが編み終わりました。
　袖側の減らし目はとくに問題はなかったのですが、襟ぐりの減らし目は一度失敗してしまい、パターンが指定していた目数まで減らなかったためやり直すことに。段ごとに減らす目数が違うため、減らしたあとに何目が針にかかっているかをちゃんと確認しながら進めていって、やっとうまく襟ぐりを減らすことができました。うまく減らせなかった原因は分かるのですが、なぜそれが原因なのかをどう理解したらいいのかよく分からず、私にとっては少し大変でした。

　襟ぐりを編み終えたあとに持っている本（ブログで何度も登場している、日本ヴォーグ社が1991年に刊行した『ヴォーグ基礎シリーズ　あみものホットライン　～困ったときにズバリお答えします』）を読んでいたら、襟ぐりのカーブをきれいにするために、最初の目はすべり目にするんですね……先に本を読んでおけば良かった。これをしなかったせいで、たしかに私が編んだ襟ぐりはカクカクしています。カッコ悪い。

　もう一度やり直そうか迷いましたが、ここは襟を編むときに拾い目をするところなので隠れるだろうと思い、今回はこのままにしておくことにしました。右前身ごろでは、すべり目を実践してみて、見た目にどのくらいの違いがあるのかを比べてみようと思っています。