前立て(Button Band)での拾い目 ~Breckon


 身ごろと袖がつながった、カーディガンBreckon。ようやく完成形に近づいてきました。あとは、身ごろの前立て Button Bandと襟 Neck Bandを編みます。

 前立ては、身ごろから目を拾って編みますが、普通は身ごろの段数よりも少ない目数を拾うと思います。私が持っている冊子『ヴォーグ基礎シリーズ あみものホットライン 困ったときにズバリお答えします』(日本ヴォーグ社、1991)には、例として身ごろは88段、前立ては81目で拾い目をする場合が書かれています。Breckonでは、前身ごろをどれくらい編むのかは長さ(インチ)での指定だったため、段数についてはまったく意識していませんでした。数えてみたら結構な段数でした。パターンには目安となる前立てでの拾い目の数は、段数よりもかなり少なく書かれているので、どこで目を拾うのかは、平均を計算してその位置を決めた方が良さそうです。
 冊子に載っている計算方法で、何目ごとに拾い目をすればいいのかを導き出し、拾い目の位置が決まりました。しかし、何度やっても目安の目数以上が針にかかることになってしまい、上手く行かず、何回もやり直しをするはめに。結果的に計算方法が間違っていたことが分かり、改めて出した結果で拾い目をしたら、無事パターンにある目安の目数を拾うことができました。ほっ。

 拾い目にえらく時間がかかりましたが(ほぼ一日がかり)、拾えてしまえば、あとは1目ゴム編みをして、1目ゴム編み止めでとじるだけです。左前身ごろの前立てをさっさと終わらせたいと思います。
 
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