丸ヨークセーター完成
7月中旬ごろから編んでいた丸ヨークセーターですが、やっと完成しました。
最初に丸ヨークセーターを編み始めるとブログに書いたのが7月13日だったので、ひと月弱で編んだことになります。
本当ならば編み上がってブロッキングをしたいところですが、こちらは日中の気温が20℃前後とだいぶ涼しくなってしまっているので、一日でも早く袖を通さないと着る機会がなくなってしまう……！と思って、ブロッキングはせずに完成としてしまいました。裾のゴム編みがモニャモニャしているのが気になりますが……。
このパターンは、別糸とかぎ針を使う作り目で編み始めるTop-Downセーターです。ヨークのあとに身ごろを前後に分けての平編みで脇を縫い閉じ、最後に襟ぐりのゴム編みをして完成、とパターンには書かれていましたが、これをだいぶ変えて編みました。襟ぐりのゴム編みから編み始め、ヨークのあとに身ごろは分けずに輪編みに、裏1表2の変則ゴム編みをすべて表1裏1の1目ゴム編みとしました。パターンの完成形とは少々異なりますが、パッと見た感じでは違和感はないと思います。
以前コメント欄でTop-Downで編むセーターの襟ぐりは、先にゴム編みをすると首が広がる傾向にあるようだと教えていただいたのですが、たしかにそうかもしれません。でも夏用なので、襟ぐりが開いているとスッキリするので、これも悪くないと思いました。このパターンは後ろ身ごろでショートロウを使って高さを出すようなことはせず、ただぐるりと輪で編むだけのとても単純な構造のヨークなので、タグを付けなければどちらが前で後ろでと気にせず着られるかと思います。私はそれでも、編み始め位置を後ろに持って行きたかったので、タグを付けて目印としました。
Top-Downのセーターは、ヨーク部分の目数がものすごく多くなるため、編むのに時間がかかるのですが、このパターンはヨークの模様編みが楽しくてがんばれました。よく夏向けのセーター Summer Teeのパターンでは、ヨークの模様が割とスカスカしているものを見かけますが、これはさすが日本のパターン、スカスカ具合がとっても控えめで、編み上がった模様が可憐で大満足しています（自分に似合うかは別問題）。今回は糸の色を選ぶ段階で保守に走ったため、無難な色を選んでしまいましたが、もうちょっと冒険してみれば良かったな～、と思っています。今度はまったく違う色で編んでみたいなあ。
| 使用毛糸: | Søstrene Grene, Anna & Clara 100% Cotton 8/4（1玉50g約160m）- #14-6007 |
|---|---|
| 使用した毛糸量: | 6玉弱（約284g、サイズを少し大きめに編んだため） |
| 使用針: | 2,75mm、3,00mmの輪針 |
| 作り目: | 別糸を使用した作り目 |
| 伏せ止め: | 1目ゴム編み止め Tubular Bind Off |
| 増し目: | ねじり増し裏目 Make 1 Purl |
| 減らし目: | K2tog (Knit two together) 左上2目一度 S(kw)S(pw)K 右上２目一度（→詳細） |
yukaさん、編みあがりおめでとうございます。早かったように感じます。しかも靴下も並行していてすごいです。首の部分、夏用だから多少広がっても気になりませんね。冬用に糸を変えてあむときは作り方通りにやってみればいいですもんね。これ袖長くして5分袖とかにしてもよさそうですね。ほんとに模様編みの部分も繊細で可愛いです。
使った玉数は6個でぎりぎりでしたか？参考に教えてください。
マカロンさん、コメントありがとうございます。
編み上がり、早かったでしょうか。自分では時間がかかったと思っていたので、そう言っていただけるとうれしいです。
襟ぐりは、おっしゃる通りです。次に同じものを編むときに、どれくらい違いがあるのかを実験してみるのもおもしろそうですね。そうそう、実は、袖を長くしようか迷いました。結局パターン通りにしたのは、その方が早く完成できると思って（笑）。次に編むときは、冬用なら長袖に、夏用なら5～7分袖で編んでみたいですね。そして襟ぐりは最後に仕上げる、と。
マカロンさんのコメントで、完成したときにいつも書いていたデータ？のようなものを書き忘れていることに気づきました。気づかせてくださってありがとうございます。使用したのは、6玉弱でした。残りが16gだったので、ギリギリという感じでもなかったですね。ただ今回の場合、ブログには書きませんでしたが、脇の巻き増し目をもう10目増やして身ごろをゆったりとした仕上がりにしたため、この玉数でした。編む人の手にもよりますが、パターン通りに編めばおそらく5玉くらいできるのではないかと思います。たしか、パターンにある使用糸とその重さと長さと、今回使った糸を対比して計算し、パターン通りに編めば5玉でできるなと思った記憶があります。