Bembe その4「編み直しー!」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 Bembeの編み上がった模様を見て、なんだか違和感を覚えましたが、気のせいだろうとそのまま放置していましたが……自分の勘は信用しておくに限ります。こういうときはたいてい、盛大な間違いをしていることがほとんどですから……(私の場合)。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をちまちまと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。私が入手したのは、2021年8月に発売されたペーパーバック版です。


 前回の記事を書いたあと、ふと模様を見たときに、私の編んだ三角形の斜めの辺は、なんだか角度がおかしい気がしました。でも、きっと気のせいだろうと放っておき、友人のくつ下をいそいそと編み、Bembeはしばらく編まないでいました。前回の記事は↓こちら。

 ようやく友人へのくつ下が編み終わったので、Bembeの続きを編もうと再び模様を改めて見たら、以前感じた模様への違和感がまったく拭えませんでした。おかしいと思ってRavelryでBembeを編んだ方々の写真と見比べてみたら……やっぱり模様が変。慌てて本を見てみると……ぎゃー、完全に読み間違えていました!
 本来は、『模様を前と後ろ両方の[針にかかっている]30(34)目で2回くり返す』([ ]内は自分の補足)と読むところを、段ごとにくり返すのだと思ってしまい、すべてを2段ずつ編んでいたのです……。そりゃ模様も変なはずだ! 英語パターンがだいぶ読めるようになりましたが、まだまだこういった細かいところでやらかしてしまいます。こういう読み間違いがないように気をつけないとなあ……。
 
 さて。上の写真は、編んだものをゴム編み直後の最初の段(全部裏目で編んだ)までほどいたものです。編むのは大変ですが、ほどくのは簡単。悲しい。でも前向きに考えれば、前回の投稿で裏目の直前の表目が緩かったが気になっていたので、見つけた解決方法をもう片方を編むときに試すつもりだったのを、この編み直しから試すことが可能! これは良かった点かもしれません。

 では、また最初から模様編みをしてくことにしましょうか……。
 
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4件のコメント

  • なんかおかしいかも、は信用した方がいいってことですね。私はつらっと間違ってることに気づかず編んでました、目が100目も足りなくなっているのに!ひどすぎる。
    こういうことに気づける繊細さを持ちたいです。

    • メロンパンさん、コメントありがとうございます。
      今回はたまたま勘が働きましたが、私も間違いに気づかず編んでしまうことは多々ありますよ~。Bembeでの編み間違いについては、英文をサラッと読めないのも問題でした。編んでいるものを見てやっぱり何かが変だと思ったので英文を読み返してみて、大きな間違いをしていたことに気づきました。初見では読めなかった英文が、しばらくして見返すとちゃんと読めるっていう現象はいったい何なんでしょうね……。
      模様編みでは、右上2目一度や左上2目一度などの減らし目が出てくる段では、ほとんどの場合、必ずと言っていいほど、減らした目の分だけかけ目が出てきます。こうして一段の目数を揃えているので、そう考えておけば間違いが減るかもしれません。

  • あーなるほど、減らした分、掛け目で補って全体の目が減らないようにしますよね、そうだよな。こう言われると納得です!
    しばらく見返すと読めてくるっていうのは、私の今回のドイツ式引き返し編みがそうでしたよ。日本語なのに。。。(号泣)

    • メロンパンさん、模様編みは、もし編み図が付いているなら、テキストと合わせながら見ておくと、頭に入りやすいと思います。かけ目って本当に忘れちゃいますよね。
      母語ほどサラッと読んでなんとなく分かってしまうため、そういうことが起こりやすいような……。これもやっぱり慣れからきてるのかな、と考えています。

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