模様編みが楽しすぎる件 ~Poet


 お天気は秋、というかもう冬のような感じなのですが、気温がなかなか下がりません。最高気温が15℃以上ある日が続くゲッティンゲンは、なかなかセーターの出番がない日が続いています。次の日曜日(2021年10月31日)には夏時間が終わります。「えっ、もう!?」と驚いてしまうほどに、日中はかなり暖かいのです。セーターを着て上にウインドブレーカーを着ようものなら、汗をかいてしまいます。さすがに、来週くらいからはちょっと寒くなるようですけどね。夏時間が終わると、時差が7時間から8時間に変更となります。このブログの更新は、ドイツ時間で13時、日本時間で20時に設定していますが、31日以降は更新が日本時間21時となります。
 
 さて、セーターのPoetは、身ごろと袖分けが終わり、現在身ごろを編み進めています。

 前回の記事にも書きましたが、袖分けをする前は、身ごろでも両脇で増し目があり、その増し目でも模様編みをしていきます。そして袖分けをする段で脇の下でパターン指定の数だけ巻き目をすると、一模様に必要な目数がちゃんと揃い、身ごろ全体で模様を編む段取りができるようになっていたのです。
プロのデザイナーさんのパターンは、こういうちょっとしたところに心憎い技法が入っていることが多いので、それがかっちりとハマったときに、いちいち感動してしまいます。

 前述のとおり、現在は一段全部が模様編み状態の身ごろを編んでいます。これが本当に楽しい。楽しすぎて、つい熱中してしまいます。一模様が20目48段と、段数はかなり多いですが、目数は多くないので模様自体はそんなに難しくありません。段を編み始める前にどう編むのかをテキストで見てから一~二回も編めば、編み方が頭に入るので、それ以降、段が終わるまではパターンを見ずとも編み進められます。一模様の中心から左右対称なのも、覚えやすい要因だと思います。ただ、袖分けをした段で、編み始め BOR(Beginning of round)の位置が脇の下に変わりました。ちょうど一模様の真ん中です。そのため、編み始めが模様編みの途中からになるので、テキストを見ながらどこから編むのかを考えて進めることになるため、そこが少し難しいかも(というよりちょっと面倒……)。普段はテキストを見ながら編み進めるのに慣れていますが、こういうときは編み図があると便利ですね。付いててよかった、模様の編み図。
 模様編みはなかなか集中力がいりますが、徐々に模様が見えてくると、うれしくなってしまいます。

 まだまだ身ごろだけを編み始めたばかりなので、少なくともあと30cmは編まないと。先は長い。いつもなら身ごろよりも先に袖を編んでしまうのですが、今回は毛糸の量が足りるか心配でもあるので、まず身ごろを編み、それが終わったら袖に取り掛かる段取りで進めていきます。
 
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2件のコメント

  • yukaさん、すごく模様が綺麗ですね。これは見えてくるほどに楽しさが増しそう。
    北フランスも朝は寒いけど日中はまぁまぁ過ごしやすい気温です。

    今回は毛糸量の関係で袖からではなく身ごろからにしたんですね。でも模様がずっと裾までだしノってるのをとめて袖というのはリズムも狂いそうですしね。
    私のカーディガンこんなに模様が少ないのにひーひーいってて恥ずかしい。
    最近音楽を邦楽きくと歌詞で何か考えてしまったりするので洋楽にしました。英語わからんので集中できてる感じがします。

    • メロンパンさん、コメントありがとうございます。
      北フランスも似たようなお天気なんですね。なかなか日中も寒くならないので、秋が続いている感じですよね。もう11月になるというのに……。
      そうなんですよ、今回手元にある毛糸が3玉とちょっとで、この糸を買ったお店にはもう在庫もなく、メーカーにもないようなので、ある分しか使えないこともあって、身ごろを先に編んでしまうことにしました。袖には模様が入らないので、どうとでもなりますからね。
      模様が少ないといえば、いま編んでいるBembeもそうです。これには苦労しています……笑。
      模様編みがたくさんあるような編み物をしながら聞く音楽は、やはり歌詞なしがいいですよね。

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