カッセルのクリスマスはまだ続く
昨日は夫とカッセル Kasselという町へ出かけてきました。カッセルはゲッティンゲンから電車RB(Regionalbahn)なら約1時間ほどで着く、お隣ヘッセン州にある大きな町です。
その目的はというと、それはクリスマスマルクトへ行くためです!
ゲッティンゲンのクリスマスマルクトは12月1日に中止になってしまいましたが、もし中止になっていなければ、12月29日までの開催予定でした。知っているクリスマスマルクトは、だいたいが12月22日か23日まで開かれていて、その翌日午前中で撤収作業をしているのを見ていたため、23日以降も開かれることがあるんだ、ととても不思議でした。しかし、ゲッティンゲン以外にも、先日行ったハノーファーや昨日行ったカッセルも、第2クリスマス(26日)以降もクリスマスマルクトが開いていることを知りました(ただし、ハノーファーは一部を除いて基本的に12月22日までの開催)。いまは開催期間を延長しているところが多いのかと思って軽く調べてみたら、ケルンやアーヘン、昔住んでいたユーリッヒ、マインツ、ヴィースバーデンはクリスマス前に終了していましたが、デュッセルドルフは30日までの開催だったので、地域差なんでしょうね。ちなみに、カッセルもハノーファー(一部のみ)も12月30日までとなっています。
ということで、クリスマスよもう一度。というか、12月25日に生まれたイエス・キリストを訪ねて東方の三賢者がやってくる1月6日まで、クリスマスは続くんですけどね。
さて、カッセルのクリスマスマルクトは、基本的に3G(ワクチン接種者、コロナからの快復者、テスト結果で陰性者のいずれか)で楽しめるようになっていましたが、飲食のためのテーブルが用意された場所に入るには、2G(ワクチン接種者、コロナからの快復者のどちらか)を証明する必要がありました。
この日は夕方でも気温が2℃くらいだったので私はそんなに寒くありませんでしたが、夫は屋台でビールを買って飲んだら体が早く冷えてしまったようで、結果的にグリューヴァインを何杯も買う羽目に。
グリュービア Glühbier(温かいビール)という珍しい商品を出している屋台があったので、買ってみました。ベルギービールを使ったものだったのですが、どうやって作られているのかは分かりません。飲んでみるとフルーツのような香りと味が強調されていて後味が甘く、時間が経つとビールらしい苦味が少し出てくるという、想像していたのとはかけ離れていた味わいでした。ただ温めたビールではなかったようです。
年末までクリスマスマルクトを楽しめるってステキ過ぎる。屋台で購入したBratwurst ブラットブルストがあまりにも美味しかったので、それを食べるためだけにまた行きたい(行けないんだけどさ)。