Bergpark Wilhelmshöhe ベルクパーク ヴィルヘルムスヘーエを散策


 先日の土曜日に、ICE(Inter City Express)でKassel カッセルへ行ってきました(ちなみに、ゲッティンゲンはNiedersachsen ニーダーザクセン州ですが、カッセルはHessen ヘッセン州)。以前カッセルへ行ったときは、クリスマスマルクトが目的でしたが(下記記事)、今回の目的はKassel-Wilhelmshöhe カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅からまっすぐ西へ行ったところにあるBergpark Wilhelmshöhe ベルクパーク (山岳公園)ヴィルヘルムスヘーエの散策です。


 
 ここはBerg(山)という名前の通り、山の上にあるとても広い公園で、2013年にユネスコの世界文化遺産と自然遺産に登録されています。

 この広大な公園内で見るべきものはたくさんあるのですが、出かけた時間が午後だったこともあって、何を見るか目的地を絞りました。そして決めたのは、公園に近づくと見えてくるSchloss Wilhelmshöhe ヴィルヘルムスヘーエ宮殿、そして18世紀末に建てられた、中世の城を模したネオゴシック様式の城Löwenburg レーベンブルク城。見ると言っても、中に入るのではなく、外からその建築を眺めるだけ。

 駅を出てWilhelmshöhe Alleeを西へ進むと、真っ直ぐな一本道になっていて、その先には山の上にそびえるヴィルヘルムスヘーエ宮殿を見ることができます。

駅を出て西に向かうともう宮殿が見えています。途中、ヘッセン放送(ヘッセン州内向け放送局)のカッセルスタジオがあったので、思わずお城と一緒に撮ってしまいました

 
 麓から見上げた宮殿。宮殿の両翼を回り込むように進むと、宮殿正面となります。現在、中は美術館になっています。

 宮殿から少し離れた正面にあるこの池には、何かの物語に出てきそうな東屋がありました。

 この公園は縦横無尽に大小さまざまな道が枝分かれしていますが、私たちはことごとく山登りコースを選んでしまったようで、レーベンブルク城到着までだいぶ時間を要してしまいました。お城に近づいたころには足が棒のようになっていましたが、その姿を見たら、疲れが吹っ飛びました。なかは見学できるようですが、私たちは外から見るだけにとどめました。

中世の騎士の城を模したLöwenburg レーベンブルク城。第二次世界大戦で被害を受けており、終戦後から始まった修復作業は現在も続いています

 目的としていた2か所を見たので、下山することに。山の上からはカッセルの町を見渡すことができました。木々に隠れてちょっと見づらい写真ですが……。

 次もし来ることがあれば、今度はWasserspiele(下の写真、真ん中の緩やかな坂道の上にある尖塔から大量の水を流すアトラクション)が見れるといいなあ。

 帰りには敷地内にあった出店でグリューヴァインを飲み、冷えた体を温めました。この日は結局、軽い山登りをしたことになってしまったので、翌日は足の筋肉痛がひどかったです。何なら今もそれが続いていますよ……。
 
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