Roosimineの合理性を知る ~Hilja

昨日の記事に書いたエストニアのRoosimine ローズィミナの手法を使った指なしミトンのHiljaを編み始めました。
模様の刺繍以外は、わりと簡単な作りなので、編むのにはまったく問題がないのですが、やはりというかなんというか、このRoosimineが難しい。ここまで編むのに何度やり直したことか……。
昨日の記事にも載せましたが、Roosimineのやり方は、HiljaのデザイナーであるAleks Byrdさんの動画(下記)で説明されています。
今回ミトンで使用している糸はすべて4 plyですが、Roosimineではこれを二本取りにして編んでいきます。上の動画でも分かるように、Roosimineは、編み針で編んでいくのではなく、糸で編地をくるむ手法で刺繍のようなものです。正直、模様なしに編み上げて、あとから刺繍をするのと一緒ではないか、とも思いました。ただ、大きな違いは、糸を切ってから使うのか、糸端の最初から使って模様ができたら切るのか、でしょうか。刺繍の場合、糸を適当な長さに切ってから縫うので、模様の途中で糸が足りなくなってしまうことが何度となく出てくると思います。糸が長すぎれば中途半端な余り糸となる可能性もあるでしょう。これだと糸がもったいない。しかし編むのと同時に編地をくるんでいくRoosimineの場合は、糸端から順に使っていき、毛糸玉がある限りは糸が足りなくなることはなく編地の刺繍を完成することができるし、中途半端な長さの余り糸も出ないんだな、とやっていて分かりました。合理的。
まだRoosimineに慣れず、糸の伸張具合にバラつきがありますが、あとで修正できそうなので引っ張りすぎないように気をつけながら進めています。

キャプションにも書きましたが、細い糸の編地に太い糸でのRoosimineもできそうですよね。二本取りは両糸のねじれや伸張のバランスがおかしくなることがあり、その都度直していかなければならないのが手間なので、太い糸を一本で使うのも手かな、と思いました。
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