ねじりゴム編み止めのやり方 ~Yöllä

 3.50 mm針を52 Weeks of Socksプロジェクトで編んでいるくつ下Casual Laceで使いたいがために、ここのところ集中して編んでいたYölläですが、ようやく身ごろが編み上がりました。つまり、裾のゴム編み止めまでが終わりました。ひゃっほーい。

 前回の投稿でゴム編みをどうやって止めるか、伸縮性を優先するか、見た目を優先するか、迷っていましたが、見た目を優先のねじりゴム編み止めをすることにしました。やり方は普通のゴム編み止めですが、縫い始める前の準備として、まずは目をねじるところからはじめました。自分でやってみていくつか「こうした方がいいな」という自分なりの発見がありましたので、一応全部書いてみます。

ねじりゴム編み止めを始める準備

 パターンでは、ねじりゴム編みを始めてから17段で終わるように書かれていました。このカーディガンは裏目側が表となるので、1段目(表)裏目側、2段目(裏)表目側、3段目(表)裏目側……となっていくため、17段目は裏目側となり、ここでねじりゴム編みが終わります。ということは、止めは表目側で行うことになります。

17段目が編み終わったところ。このままだと針にかかっている目はねじれていないため、必要な目をねじっていきます

 
 ここからは編まずに、表目はそのまま裏目を編むようにして針を入れ左針から右針へかけ、裏目は目の輪の後ろから針を入れてねじって右針へかけていきます。

ねじりゴム編み止めの準備で重要な点

 このとき、目をねじることで右針にかかった目がどんどんきつくなっていきます。そのため、私は同じ針(3.50 mm)でやってしまいましたが、2~3サイズくらい細い針を使った方がいいと思います。縫い針を使うさいにも、その方が縫い針を目に通しやすいです。写真には撮っていませんが、私は2.75 mmの針に移し替えました。
 

準備完了。あとはゴム編み止めをするだけ

 全部の裏目がねじり終わったら、あとはゴム編み止めをするだけです。身ごろを平らにしたときの約3倍の長さで糸を切り、縫い針で縫っていきます。
 ゴム編み止めのやり方は、昔は本だけだと運針をなかなか理解できませんでしたが、数年前に下記動画を知って初めて理解することができました。ご存知の方も多い動画だと思います。仕組みから解説しているので、とても分かりやすくオススメ。

 

 これでねじりゴム編み止めの完成です。

 あまりきれいな縫い方にはなりませんでしたが、これはブロッキングまたはスチーミングをしたら少しは整うかな、と思っています。

 さて、これでやっと袖に取り掛かれる! と思ったら、手順を見ると次はネックバンドだった。作り目はあとでやりやすいようにかぎ針を使った方法にしましたが、それでも拾わなきゃならない目が相当あるため、それが苦手とあって時間がかかるかもしれない……。それとも、先に3.50 mm針を使ってくつ下を編んじゃおうか。悩む。
 
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