襟ぐりの、拾い目と作り目との兼ね合い ~Yöllä


 カーディガンのYölläは、身ごろが終わって、次に袖を編むのかと思いきや、パターンにある順番だと次は襟ぐり(ネックバンド)を編む指示でした。正直、襟ぐりや前立てで目を拾うのは私にとって鬼門、ものすごく苦手です。以前編んだカーディガンのBreckonでは、襟ぐりで拾い目をするのが初めてだったこともあり、非常に時間がかかり苦労した部分でもあります。


 
 本来は、襟ぐりは全部目を拾うことになっています。しかし、私はかぎ針で棒針に編みつける作り目をしたため、後ろ身ごろの首部分(バックネック)は、目を拾う必要はなく、増し目をして増えていった両身ごろで拾い目をするだけです。
 ただこれだと、前身ごろから目を拾っていくとバックネックではすでに目があるためそのまま編んでいくと、バックネックだけ一段多くなってしまうことになります。かぎ針で編む作り目でできた目との兼ね合いをどうしようか悩み、しばらく格闘しましたが、下記のようにすることにしました。

1. 右前身ごろの端から拾い目を始め、
2. 右前身ごろの終わり(かぎ針で編む作り目が始まる直前)で拾い目を終わりにし、ここで一度糸をカット
3. バックネックでは、作り目をほどきながら目を拾い、
4. 左前身ごろの始まりから、別の糸を使って再び目を拾い始め、身ごろ終わりまで続ける
 

 
 これで何とかなりました。良かった。
 襟ぐり部分も、身ごろの裾同様、ねじりゴム編みの指定だったので、パターンにある段数を編んだあと、前回のように目をねじってから、縫い針を使ったゴム編み止めをして襟ぐりが編み上がりました。


 
 次は両身ごろの前立てを、やはり目を拾って編むのですが、パターンの指定では前立ては3.00 mm針とあります。ということは、3.50 mm針をしばらく使わなくていいことが分かったのです。ということは、52 Weeks of Socksプロジェクトで編んでいるくつ下Casual Laceを編むことができる~! これは幸い。やっと同時進行ができそうです。
 
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