Hollingbourne その3「初めてのテクニックで編むかかと」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト

くつ下Hollingbourneのかかとは、いわゆるブーメランタイプです

 先日から編み始めたくつ下Hollingbourneは、Leg 脚部分の編み込み模様を二回ほどやり直して、やっとかかとを編む段になりました。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。


 
  Hollingbourneのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 Hollingbourneのパターンにあるかかとは、市販のくつ下のように、かかとに斜めの線が入る、いわゆるブーメランタイプのもの。くつ下編みで最初に覚えたかかとがブーメランタイプだったので、知っている方法(糸を引っ張ってダブル目を作るドイツ式ショートロウ、Fish Lips Kiss、あとはやったことないけどWrap and Turn)のどれを使うことになるのかな?と思いつつ読み進めたら、この三つのどれにも当てはまらない、全然知らなかった方法でした。簡単に言うと『W&Tやダブル目を使わず』『目を拾う』という方法です。ちょっとした違いですが、こんなかかとの編み方があるのかー!と驚きです。
 実際に編んでみると、その『目を拾う』のにちょっと苦戦しました。初めて使う手法のため、慣れていないから仕方ないのですが、たぶん5回くらいはやり直しをしたと思います。そしてやっとできたかかとが↓こちら。

 よーく見てみると、前述した三つの方法と少しだけ見た目が違いますが、でも、同じように斜めに線が入っているブーメランタイプのかかとができています。おもしろい!

 そういえば、以前購入したドイツ語のくつ下編みの本“Der Geniale Socken Workshop to Go” (Stephanie van der Linden und Ewa Jostes, Topp, 2020)には、ブーメランタイプのかかとの編み方が複数掲載されているため、そのうちの一つだったかな?と思って読み直してみましたが、今回のかかとの方法は載っていませんでした。こういうのって、誰が考えて、どこで編まれている方法なんだろうなあ……。また知らない編み方を知ってしまった。くつ下編みは本当に奥深い。今回のかかとは、編んでいてとても新鮮でした。
 
 さて、かかとが編み終わり、次はFoot 足部分での編み込み模様と続きます。しかし、かかとが編み終わってみると、コントラストカラー(CC)のライトグレーの糸は、メインカラーの緑の糸とが離れてしまっています。えっ、なんで、間違えた!?と焦ってパターンを読み直してみたら、かかとに入る前に“Cut CC”(CCを切る)、と指示が書かれていました。ああ、見落としてたゼ……。

 なんだかもったいないですが、仕方ない。CCをいったん切ってからまたつなげ直して編み込み模様を編み始めようと思います。
 
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