素敵なデザインができる人になりたい…… ~The Hubby Hat


 先日、町中にある電子温度計が42℃を示していたゲッティンゲン。その翌日はさらにうだるような暑さで、同じ温度計は45℃を表示していて、どうりで地面は太陽の照り返しで熱くなりすぎていて、風が吹いても熱風ばかりが身体に吹き付け、汗が止まらないはずだわ……と納得でした。それにしても45℃って、日本にいた頃でも経験したことがないような気温でした。

 しかし、45℃を記録した翌日は、最高気温が20℃も下がり、日中は25~6℃でした。気温差だけで体調を崩しそうになるほどです。ちなみに、今日2022年7月23日は、予想最高気温が25℃、朝は16℃くらいしかなかったので、買い物へ出かけたときに長袖一枚だけでは肌寒く、薄手のカーディガンを羽織ったほどでした。
 数日間だけでも気温の変化が目まぐるしいですが、いまの気温は編み物をするにはちょうど良く、ちょこちょこと編み進められるのはうれしい。

 昨日の記事にも書きましたが、日本にいる家族にThe Hubby Hatを編んでいます。この帽子は構造がリバーシブルになっていて、いまは残り片方を編み込み模様をほどこしています。模様の入れ方はあんまり考えていなかったので、その後どうなるかな、と自分自身を様子見していたら、やっぱりというかなんというか、上の写真のような模様となり、あとは一色で編んでいくという、あまり面白みのない感じになってしまいました。

 こういうのって、やったあとに後悔しがちで、最初は「こんな感じに!」とワクワクしながら作っていきますが、出来上がったものは本当につまらないものになってしまうことが多いです。編み物でも同じです。しかも、性格上、どうでもいいところできっちりしているため、そこがまた面白みがないんですよね……自分がイヤになります。編み物とは全然関係ない方なのですが、とあるデザイナーさんの作品が大好きで、その方の作品は空白部分の使い方があまりにも絶妙で、私にはそこがツボでとってもあこがれていました。デザインって、きっちりしたものはそれはそれで魅力ですが、どこかに計算された歪みというか、遊びというか、そういった部分があるからこそ、より大きな魅力になっていることが多いのは知っているのですが、自分で実行しようとするのはなかなかむずかしいですね……。もうちょっと空白の使い方をうまくなりたい。

 デザインもさることながら、次にThe Hubby Hatをまた編むことがあれば、ここはこうしよう、あそこはああしよう、ということが多くて、でも編み始めてしまった手は止められず、ジレンマ。最近編み物がうまくできていないことが続きすぎていて、さらに落ち込むばかりです。
 
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