飲み物はStövchenで温めて飲む


 今朝も-7℃だったゲッティンゲン。先日の記事で中庭の蔦の葉がまだそれほど散っていないことを書きましたが、ここ二日ほどが異常低温だったからか、ものすごい勢いで枯れ葉となり、散っています。

 明日月曜日は早朝から出かける予定なので、明日もこんな感じだったらやだなーと思っていたら、明日からは気温が少し上がるらしく、一安心です。良かった。

 さて、寒くなると温かいものが飲みたくなります。我が家は夫も私もお茶党。家ではいつでも温かいお茶を飲みたくて、淹れたてを保温ポット(1リットル入る)に入れて飲んでいます。こうすると、いちいちお湯を沸かさなくても温かいお茶が飲めるので便利です。

 保温ポットを買う前は、ろうそく(ティーライト)の火で温める保温台?(日本語で何というのか分からないのですが、ドイツ語ではStövchen シュテーフヒェン)を毎日使っていました。上の過去記事ではStövchenについて一切触れていませんが、以前ドイツに住んでいたときに購入していて、すでに持っていました。私はこのStövchenが大好きで、間から見えるろうそくの炎が、不思議と落ち着いて安らかな気持ちにさせてくれます。ただ、以前買った100個入りのティーライトを全部使い切ってしまったのと、保温ポットを購入したことによって、最近はあまり使わなくなっていました。
 しかし、スーパーで50個入りのティーライトが売っているのを見つけ(おそらく季節モノとして売られていたようで、普段は置いてない)、またStövchenを使おうと購入しました。

 使い方は、Stövchenのなかにティーライトを一個置いて、火を着けたら、その上にポットを乗せてるだけです。ティーライトに火を着けてしばらくするとStövchen自体がとても熱くなるため、テーブルに直置きせず、我が家ではコルクの鍋敷きを置いてその上にStövchenを乗せています。

 初めてStövchenを見たときは、こんなにちっちゃなろうそくで、本当にお茶が保温できるの?と思ったものですが、これがなかなか侮れず、ちゃんと保温できていることが分かった途端、お茶好きの私はすっかりStövchenの虜に。火が消えない限りはお茶を十分に温めてくれ、注ぐと熱々のお茶を飲むことができます。

 ドイツでStövchenは割と一般的なようで、食器類が売られているところなら高確率で見つかります。いま使っているのは陶器製ですが、ほかにもガラス製や鉄製など種類もデザインも豊富です。家に一つあれば十分なものなので、新たに買うならいま使っているのが壊れてからと思っていますが、暇さえあればネットでいろんなStövchenを見て、次買うならどれにしようか考えてしまうくらい好きなんですよね~。
 保温ポットを使うようになって、全然使っていませんでしたが、これからは両方を上手く使い分けていこうと思います。

 !Stövchenは火を使うものなので、取り扱いには注意が必要です!
 
 話は変わりますが、スーパーで買ってきたティーライトを、いつも保管に使っていた箱に移し替えていました。袋には50個入りと書いてあったのに、なぜか51個入っていました。

4つ重ねているのが9つ、3つを重ねているのが5つ。36+15で51個。袋には50個入りとありますが……

 
 少なかったらガッカリ感が半端なかったと思うので、多くて良かった(笑)。こういう個数違いって、日本だと考えられませんが、ドイツだと割とあるような気がします。
 
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