以前編んだものをほどいて、別のものを編むことに ~Summer


 いまから2年弱くらい前にCowl Shellというトップスを編みました。夏に着ようと思って編んだのですが、編み始めた時期が遅かったこともあって、その年は着ることができず、翌年の夏にでも着ようと思ってタンスにしまっていました。

 しかし、その存在をすっかり忘れていて、昨年も着ることはなく、先日洋服の整理をしていて見つけてやっと編んだことを思い出しました。じゃあせっかくだし今年は着るかな~、と試着してみたら……ぴっちりとしているからか、どうにも屈強感(←ここ、笑うとこ)があってまったく着られそうにありませんでした。そもそも、Cowl Shellは本来DK糸を使うところを無理やり4 plyを使って編んだため、想定していたよりもサイズが小さめに出来てしまったこともあり、その出来にあまり満足していなかったことも思い出しました。やっぱり、出来上がりを気に入ってないと存在すら忘れちゃうんですね。
 そんなこともあって、もったいないけどほどくことにしました。こういうことができるのが、編み物の良いところ。

2021年に編んだCowl Shellをほどきました。タグも付けていたので、糸はもちろん、タグも次に編むもので再利用します

 
 さて、せっかくほどいたのだから、これで何を編もうかと考えるのが編み物人のサガ。コットン糸だしやっぱり夏に着られるようなものがいいなーといろいろとパターンを探していたときに、ちょうど目に止まったパターンがありました。ドイツ人ニットデザイナーAnkeさん(ANKESTRiCK)のSummerという名のトップスです(下記リンク先:Ravelry)。

 涼しげで良さそう!と思ったのもつかの間、これもまたDK糸を使うことを前提としたパターンと分かり超ショック……。デザインが気に入っただけに、これもダメなのかーと落ち込みながら編んだ方々のProjectsやYarn Ideasを見ていたら、4 plyの糸を使っている方が結構いらっしゃることに気づきました。日本人の方が書いたProject Noteを読んだら、4 plyを使うなら欲しいサイズの一つ上のサイズで編むとちょうど良いものができるらしいことが分かり、俄然やる気に。もしこれでダメだったとしても、次はDK糸で挑戦すればいいし、持っていて損はないパターンだろうと考え、編むことを決意しました。

 現在、うねりまくっていた糸を洗って伸ばし、乾燥中です。上の写真はその最中のもの。いまが真冬だったら、ハイツング(暖房器具)の上に置いておけばあっという間に乾いたと思うのですが、もういまは初夏。朝晩はまだちょっと冷えるので、ハイツングはまだつけてはいるもののかなり弱くしているため、なかなか乾きません。一晩経って触ってみても、まだまだ湿ってる。あと数日はかかりそう。早く編み始めないとまた夏が終わってしまうので、いまはひたすら焦燥感に駆られているところです。幸いCowl Shellを編んだときに使わなかった一玉があるので、それで編み始めてしまおうかと考え中。でも、このパターンも使う針が3,50 mmなんだよなあ……。先日、3,50 mm針一組じゃセーターが編み進められないので買ったばっかりなのにー! どうしよう。


 
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