いま、自分のなかでDK糸が熱い!


 先日旅先でたまたまノルウェーの毛糸メーカーSandnesのKOSを手に入れました。適正針やゲージを見る限りでは、糸の太さはDKのようです。DKとはDouble Knittingを略したもので、4 plyの倍の太さ(8 ply)なのでこのように呼ばれているようです。DKという言葉を初めて知ったのは、イギリス在住時でした。糸はメーカーによって太さが違うということが往々にしてあることですが、基準としてはWPI(Wraps per Inch)という、糸を巻いて1インチ(約2,5 cm)が何巻かを見ることで、より正確な糸の太さを知ることができます。

 WPIを測る道具もあります。下記記事で紹介しているのは、私が持っているWPI Tool Kitとその使い方です。ちなみに、これを使って先日購入したSandnesのKOSを測ってみたら、RavelryだとDKで、WPI Tool KitだとWorstedでした。分かっちゃいるものの、毛糸ってこういうところがややこしいよね。


 
 さてさて。
 ドイツへ始めて移住したころ、日本から持ってきた毛糸はほとんどが合太(たまに並太)で、それらばかりを使って何かしらを編んでいました。しかし、その後編み物に深くハマるようになってからは不思議なことにDKをあまり使わなくなったのです。このブログを始める少し前に編んだIsabell KraemerさんのOn the BeachやMariechenで使ったあとは、セーターやカーディガンで使った記憶がほとんどありません。使った糸はAran(10 ply)や4 plyばかりでした。何でだろう。DKは昔からすごく好きな太さなんですけどね。本当に不思議。

 そんな、あまり使っていなかったDK糸ですが、いまになって、自分のなかでDK糸への熱が再燃しつつあります。たまたま旅先で手に入れたのがDK糸でしたし、次は何を編もうかとRavelryを開くと、目に留まるのはDK糸を使って編むセーターやカーディガンばかり。DKって太すぎず細すぎずだからか、Ravelryには結構な数のセーターやカーディガンのパターンが登録されているので(DKだけで4万越え)、編んでみたいパターンがわんさか見つかるのも当然といえば当然かもしれません。ここ2~3年はセーターやカーディガンを編むにも4 plyで編むパターンをばかりを探していたため、DKが全然目に入っておらず、こんなに豊富にパターンがあることにまったく気づいていませんでした。
 いまは、以前がウソのようにDK糸を使うパターンばかりを探していて、すでにいくつかのパターンを購入しました。暑い盛りが終わったら(8月中旬ごろ)編み始めようと、現在は糸をどうしようか考えているところです。旅先で買ってきたSandnesのDK糸もどう使おうかと考え中。編むものをだいたい決めて購入しましたが、買い足して別のものを編みたくなってきちゃいました。

 これまでは、セーターやカーディガンを編むなら4 plyばかり(たまにAran)を使っていましたが、今年は久しぶりにDK糸でいろいろと編んでいこうと目論んでいます。めちゃくちゃ楽しみ。
 
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