ドイツで診療所へ予約を入れるときに気をつけたいことなど


 昨日の記事で、知覚過敏らしき歯の痛みが歯磨き粉を変えて、直接痛いところに塗布してマッサージしたら痛みがちょっと和らいだことを書きました。

 何もしていなければ痛みはないのですが、食事をしているときに痛みが走ることがあって、これって本当に知覚過敏なんだろうか……?という疑問が出てきてしまいました。もし虫歯だったらヤダー! そのため、歯医者へ行くことに決めました。実はドイツで歯医者へ行くのは初めてではありません。以前住んでいたユーリッヒ Jülichやマインツ・カステル Mainz-Kastelでも行ったことがありました。ユーリッヒは、知人が職場に紹介されて行って良かったという英語OKのところで、カステルは少し離れた場所に日本人歯科医がいるところがあったので、とてもラッキーでした。でも、ゲッティンゲンではそうはいかないだろうなー……。英語が通じれば御の字ですね。

診療所へ行くなら、まずは予約を

 さて、ドイツでPraxis 診療所へ行こうと思ったら、まず予約が必要です。予約なしで直接行っても診てもらえることはありません。ただし、緊急を要するものは予約だなんだなんて言ってられません。その場合は大きな病院(KlankenhausやUni Klinikなど)の救急外来 Notfallambulanzへ行きましょう。2022年に救急外来へ駆け込んだときのことや、イギリスでの救急外来(A&E)体験などは下記記事で書いています。


 

診療所探しはjamedaで

 まずはどこの病院へ行くかを決めるために、ドイツ全土の病院を調べることができるjamedaというサイトでゲッティンゲンにある歯科医を調べました。ここのサイトでは口コミを見ることもできるので(いまじゃ口コミを見るのは当たり前になりましたよね)、近所にある歯科医のなかから家から近くて評価が高いところを選びました。

 最初に書いたように、病院へかかるのに予約が必要です。jamedaにはオンラインで予約を入れられるところもあるようですが、私が選んだところは電話予約しか受け付けていないため、電話をしなければなりませんでした。

 電話するのって、どうしてこうも緊張するのか……。外国語で電話するのって、めちゃくちゃハードル高いですよね。イギリスのときもそうでした。なので、いつも話したいことをドイツ語(イギリスのときは英語)で書き出しておいてから、電話をするようにしています。このとき、余計なことを言わない方が吉。自分のいまの症状を簡潔に伝えて、予約をしたいと言うだけにとどめておきます。

何を話せばいいのか、何を聞かれるのかは、事前に調べておくと便利

 診療所へ予約を入れるさいに、ドイツ語でどう言えばいいのか、先方がどんなことを聞いてくるのかなど、詳しく書いてくださってるブログ記事があるので、そちらをご参照ください(『病院の予約時に必要なドイツ語』と検索すれば出てきます)。そちらに用意されている例文を下敷きに、自分用に当てはめて単語などを手直しすれば何とかなると思います(私も今回そうしました)。病院の予約は、自分が話すことや聞かれることはだいたい似通っていますので、そんなに問題なく予約を入れることができると思います。細かい文法などは気にせず、言いたいこと、今回の場合だと「歯痛があること Ich habe Zahnschmerzen.」や「初診であること Ich bin neu hier.」を言えば、あとはあちらが対応してくれました。

 あと、私の場合ですが、最初の挨拶のあとに「私は少ししかドイツ語が話せません Ich spreche nur ein bisschen[またはwenig] Deutsch.」と宣言してしまいます。これを言ったことで、先方の対応が良くなった・悪くなったなど、そういったことは一度も経験がないのですが、言っておくと自分の気持ちが少し楽になるので言うようにしています。

 今回、予約を入れたときの流れは、次の通りでした。

・病院側の応答と挨拶
・挨拶と自分の名前を名乗る(ここで少ししか話せないことを言ってしまう)。そしてカンペをゆっくりと読み上げて、症状を伝える
・初診か、何度かの受診したことがあるのかを聞かれたので、初診だと応答
・病院側から予約の日時(◎日の◇時でいいか聞かれた)の確認があったのでOKする
・名前と電話番号を聞かれたので応答
・最後にもう一度予約日時を確認して通話終了

 書いてみると大したことないんですけど、とにかく電話は緊張します。今回はもうちょっと自分でしゃべるつもりで(初診であることと、予約は可能かどうかなど)カンペに書いていましたが、すぐに初診かどうかを尋ねてもらえたので、いろいろと言わなくて済みました。

名前と電話番号はすぐに言えるように用意しておく

 なお、こういった予約では、自分の名前(名字)や電話番号を聞かれます。どちらも空ではスムーズに言えないので、必ずカンペに名前のアルファベットと電話番号は書き出しておいてから電話をかけています。あとはそれを読み上げればいいだけなので、とてもスムーズです。

 日本人の名前は、聞き取ってもらえないことがとても多いので、スペルを言うように言われたりすることがあります。そんなときは、ドイツ語で普通にアルファベットを読み上げれば問題ないでしょう。こういうときに、フォネティックコードを駆使するとより正確に伝わって良いかもしれませんが(ドイツ語のフォネティックコードにつては、以前ブログに書いたことがあります。下記記事)、使わずにただアルファベットを読み上げるだけで問題が起きたことはありません。

 ということで、近々歯医者へ行ってきます。たぶんドイツ語での対応になると思うので、事前にいろいろと単語を調べておかないとな……。そして当日は、ドイツ語の電子辞書必携です。
 
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