左袖が編み終わりました ~Lyon Sweater
普段、トップダウンのセーターを編むときは、身ごろよりも先に袖を編むことにしていることが多く、今回もそのようにしたら……身ごろで編みかけのコントラストカラーをぶら下げながら袖を編むことになってしまい、それがまた邪魔で、編むのにちょっと難儀したLyon Sweater。こうなったら左袖をとっとと仕上げてしまわなければならない!と気合いを入れて黙々と編み進め、ようやく編み終わりました
デンマークのPetiteKnit(リンク先:Ravelry)デザインによるボーダー柄のセーターLyon Sweaterを編んでいます。
Lyon Sweaterのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
ボーダー柄のセーターを編むさい、袖がすごく面倒ですね。というのも、色を変えながら、袖の減らし目をしていかなければならないからです。それもあって、集中して編んだ方が良さそうだと判断しました。ただ今回は、たまたま規則的な色変えと減らし目をしていくことになったため、そこまで苦労はしませんでしたが、サイズによってはちょっと大変そうですね。
袖の減らし目が終わったあとは、メリヤス編みを何段かして袖口の1目ゴム編みをしました。1目ゴム編みは、何もしないと表目が横に広がってしまい、個人的に見た目があまり好きではないので、いつもキツめに編むようにしています。普段編むときは、右手の薬指と小指で糸を挟んでいるだけですが、糸をキツくしたいときは小指に糸を一回巻きつけています。こうすることで、表目が広がりを抑えることができることが分かっていたので、今回もそうしました。
パターンには、1目ゴム編みの伏せ止めにItalian bind-offを使うよう書かれていました。これは、以前Zipper Sweaterを編んだときに知ったやり方で、とじ始める前に袋編み Double Knittingで目を二重にしてから、メリヤスはぎをするようにとじていく方法です。こうすることで、ゴム編み止めの複雑な構造が、メリヤスはぎに変わってとじ方が明快になるため、ゴム編み止めよりも簡単にできます。やり方は下記記事で紹介しています。
ただ、上記記事にも書いていますが、ゴム編み止めができるのであれば、Italian bind-offにこだわる必要はないと思います。今回は、Italian bind-offではなく、ゴム編み止めを使っています。
やっと袖が編み終わり、身ごろにぶら下げていたままだった糸を使って身ごろを編み進めることができます。2色以上でトップダウンセーターを編むときは、変なことするのやめよう……。うん、本当に気をつけよう……。