ブランケットを編もう 準備編その2


 前回、Purl SohoのLearn-to-Love-Steeks Blanketを編む準備として、サンプルを編み、編んだ生地を切る直前まで書きました。

 そして、切ってしまいました。

 切った端から裏目までの5目のうち、ちょうど真ん中にあたる3つめの表目を拾いながら、4 plyで編んだ休めていた目と一緒に編んでいきます(夢中になって編んでしまったため、このときにやった一連の作業を写真に撮り忘れてしまいました)。

 すると、スティーキングで切った端がくるまれて、このように出来上がります(下の画像)。とてもきれいな縁が現れました。なんだかすごい技術を使ったような雰囲気が出ている気がして、うれしくなりました。

 縁をアップにしてみました。切った端が本当にきれいにくるまれています。今回使ったメインカラーと4 ply糸の色の違いがはっきりと分かりますね。

 表は、こんな感じです。

 表の一番端は、4 ply糸の色が表ではどう影響が出るのか気になっていましたが、想像していたよりは馴染んでいるように思います。見えている面積の違いでしょうか。

 このように、4 plyを使った縁が意外と目立つので、使用糸(Aran)とほぼ同じ色にすることが望ましいのも納得です。でも、それをわざと外して、まったく違う色にするというのもおもしろいかもしれません。

 今回サンプルでは、メインカラーを緑、コントラストカラーをえんじ色にして、メインカラーと近い色のWendy Roamno 2003 Bownessを使いましたが、編んでみるとその濃淡の違いが少し気になったので、本番では逆に、メインカラーをえんじ色、コントラストカラーを緑にして、濃淡の差があまりない2005 Grassmere(右)を使って編んでいこうと思います。

 それにしても、このスティークの処理のやり方は、Purl Sohoのデザイナーさんの発明なんでしょうか。すばらしい技術だと思いました。編み込み模様デザインの何かを編むときなどでも応用ができそうです。

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