カッセルでまだ開催中のクリスマスマルクト
クリスマスが終わり、ドイツのほどんどの地域で23日ごろにクリスマスマルクトが終了したのではないかと思います。
ゲッティンゲンに住んで初めて知ったのですが、クリスマス以降もクリスマスマルクトが開かれている地域があるんですね。ここゲッティンゲンもそうですし、ニーダーザクセン州の州都ハノーファーやハンブルクの一部、そしてお隣ヘッセン州のカッセルもそうです。これらの地域は、2023年12月29日まで開催されているところがほとんどのようです。
ということで、まだまだクリスマスマルクトを楽しみたいがために、カッセルで開催中のクリスマスマルクトへ27日に行ってきました。前に行ったのが2年前だったので(去年は行ってない)、久しぶりです。
今回改めて、カッセルのクリスマスマルクトの規模がかなり大きいことを知りました。前回行ったときは、コロナのせいで規制もそこそこ厳しくあまりあちこち見て周らずに、Friedrichsplatz辺りしか見ていませんでしたが、今回はKönigsplatzへ行ってみたら、あの広い円広場が屋台で埋め尽くされていてビックリしてしまいました。まさかこんなに大規模だったとは。
到着してさっそくグリューヴァインを飲むことに。グリューヴァインを買ったのは、歩き周っていたときに見つけたGrimmstübchenという名の屋台ででした。何を根拠にOriginalと言っているのかは分かりませんが、ひとまずカッセルに着たらグリム兄弟にあやかっておこうという魂胆です。今回はアマレットを入れずに飲んでみたのですが、入れなくても美味しかった~。カッセルのカップは、すりガラスに白でグリム兄弟が描かれています。前回行ったときも同じデザインのカップで飲みました(上の記事でも触れていますが、これじゃないカップで提供している屋台もあります)。
カッセルに到着したときは霧雨が降っていましたが、グリューヴァインを飲んでいる間に雨が止んだのはラッキーでした。
広場にはひときわ大きなクリスマスツリーがあり、そのそばへ行ってみたら、移動遊園地の小さな列車が走っていました。そして、もう一つの広場であるFriedrichsplatzには、ゲッティンゲンの倍以上のサイズの観覧車がありました。ヨーロッパに来て移動遊園地がどんなものかを知りましたが、乗り物はちっちゃなものから普通の遊園地ばりの本格的なものまで多種多様で、大きなものはとくに、これらを短期間で作り上げて時期がきたら撤収する、その手際の良さにいつも感心してしまいます。
クリスマスマルクトを堪能したあとは、会場近くにあるお気に入りのイタリアンレストランで食事をして、ゲッティンゲンに戻ってきました。
ところで、カッセルのGaleria ガレリア(ドイツのデパート)でショーウィンドウにシュタイフ Steiffの人形たちが飾られていました。こういうのを見るのは久しぶりー!
ちなみに、下記記事でも、ほかのガレリア(当時はKaufhof カウフホフ)で見たシュタイフのショーウィンドウの写真を上げています。