先日、Purl Sohoのブランケットパターン、Learn-to-Love-Steeks Blanketのサンプルを作り、このパターンの構造とやり方を把握できました。

ブランケットを編もう　準備編その1

　Save the Children（セーター）のプロジェクトが終わったら、次はコレを編もうと決めていました。それは、ブランケット。それも、ニューヨークの毛糸ショップPurl Sohoが無料でパターンを紹介している、Learn-to-Love-Steeks Blanketです。　これを選んだ理由は2つ。一つはスティーキング steeking（Fair Isleで有名なシェトランド地方で生まれた、セーターやカーディガンといった衣服を輪で編み、前身ごろや袖部分にハサミを入れて切る手法。steekは、スコットランドではstitchの意味のようです）に挑戦してみたかったため。もう一...

ブランケットを編もう　準備編その2

　前回、Purl SohoのLearn-to-Love-Steeks Blanketを編む準備として、サンプルを編み、編んだ生地を切る直前まで書きました。　そして、切ってしまいました。　切った端から裏目までの5目のうち、ちょうど真ん中にあたる3つめの表目を拾いながら、4 plyで編んだ休めていた目と一緒に編んでいきます（夢中になって編んでしまったため、このときにやった一連の作業を写真に撮り忘れてしまいました）。　すると、スティーキングで切った端がくるまれて、このように出来上がります（下の画像）。とてもきれいな縁が現れました。なんだかす...

　そして、いよいよ本番。ブランケットを編み始めました。
　パターンで用意されている大きさは3種類で、Baby（小、赤ちゃんサイズ）、Crib（中、ベビーベッドサイズ）、Throw（大、上掛けサイズ）とあります。私が選んだのはThrow。全部で174目をGerman Cast Onで作り目をし、メインカラーで数段編んだあと、いまは1段ごとの横ストライプ編みが始まっていて、何段か編みました。

　ここまでは順調だったのですが……ここ数日、夏の暑さがぶり返してきて、とくに太めであるAran糸で編み物をするのが暑苦しくなってきてしまいました。そのため、現在ちょっと休止中です。さすがに8月末になれば涼しくなると思うので、そのころには再開できるといいな。
　
　夫が家で仕事をしている関係で、編む場所を移動することが多いのですが、毛糸玉が大きすぎて二つが一緒に入る袋がなく、持ち運びに難儀していました。しかし、上の画像のように、かごに入れることによって一応問題解決。

　話はズレますが、このかごはもともと、編んでいる最中のものを入れるのに使っていたものでした。今回、この大きな毛糸玉を入れるために、当初入っていたものを追い出すしかなく、追い出された編みかけのプロジェクトは布の袋へ移動……。
　かごから追い出してしまった、長い間休止していた編みかけも早く編んでしまいたいし、でも新しく始めたものも編んでしまいたいし、なんだか自分の中でいろいろととっちらかっています。長期間休止してしまうようなプロジェクトを作らないためにも、複数のプロジェクトを同時進行にするのは、あまりよくないなあ、と反省しました。いま編んでいるものを編み終えてから次のプロジェクトを始めることを基本に、同時進行はやっても2〜3つまで、かなあ……。