Boyland その4「編み込み模様の段差部分がマシになった~」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 くつ下のBoylandは、幾何学の編み込み模様が入っていて、編んでいるととても楽しいのですが、問題は編み込み模様の段差部分でした。ここが全然うまくいかない!


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Boylandのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 もちろん、その段差をどうにかする解決方法として、パティさんのやり方をやっているのですが、先に編み上がった片方では、まー、ひどい出来でした。下の写真は使いまわしですが、下の白線で囲ったところが問題の箇所です。これから察することができるでしょう。拡大するのは無理!
 パティさんの段ズレができないようにする方法は↓こちら。

 パティさんの方法に忠実にやっているのに、なぜかうまくできない。糸の伸張の加減だろうか?とかいろいろと悩みながらもう片方に取り掛かりました。まずはもう一度編み込み模様を数段だけ編んでみました。結果は変わりませんでした。やっぱり何か対策が必要だろうとしばらく考え込んでいたときに、ふと『編み始めの位置をずらしたらいいんじゃない?』と思ったのです。
 5本針で編むとき、針と針の間の目がゆるんだりすることがあるため、その対策として、ずっと同じ目を各針にかけているのではなく、段ごとに針それぞれにかけている目を1目ずつずらしていく方法を、Arne & CarlosがYouTubeの彼らのチャンネルで喋っていたのを思い出したのです。たぶん、これは編み込み模様でも応用できるかもしれないと思い、最後と最初の目を同じ針にかけておき、さっそく編んでみることに。

目数リングは段の始まりです。これまでは段の始まりを針1の最初、段の終わりを針4の最後としていたのを、最初と最後の目を同じ針にかけることにして、編み込み模様を編んでみることにしました
 

 糸の伸張の調整が格段にやりやすくなったのは言うまでもありません。まだ自分では納得できないところもありますが、先の片方よりかなりうまく編めたと思っています(あくまでも個人比で、マシになった、という程度ですが)。

目数リングの右側が段の最後になっています。段の最初と最後の目を同じ針にかけただけですが、これだけでだいぶマシになることが分かって歓喜!
 

 最初と最後の目を同じ針にかけておけば、同じ針にかかっていない場合より、見た目がだいぶマシになることが分かりました。これ、編み込み模様界隈では当たり前のことなのかもしれませんが、自分でいろいろと試行錯誤した上にたどりついたことなので、ものすごく新しい発見をした気分です。
 
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