気泡緩衝材(プチプチ)付きの封筒ってドイツ語で何て言うのか


 ドイツで生活していて、『あれはドイツ語で何て言うんだろう?』というものが結構あります。私が単語を知らなすぎるとも言えますが……。

 たとえば包丁研ぎ器。あの包丁を前後に動かして研ぐ簡易研ぎ器です。ドイツ語ではMesserschärfer(Messer: ナイフ、schärfen: 研ぐ)と言うようです。本格的に刃物を研ぐのに使う砥石のことはSchleifstein(schleifen: 研ぐ、Stein: 石)です。ちなみに、schärfenとschleifenは同じ『研ぐ』という意味を持ちますが、違いはたぶん、刃先などを鋭利に研ぐのがschärfen(英語でsharpen)と、鋭利に研ぐ以外に磨くことや研磨することを含めているのがschleifenかな、と(辞書で見比べてそう感じましたが、違ってたらすみません!)。
 
 今回『あれは~?』と思ったのは何かというと、プレゼントなど形があるものを送るさいに使う、中に気泡の緩衝材(いわゆるプチプチとかエアクッションと呼ばれるもの)が入っている封筒。あれもドイツ語で何て言うのかを知りませんでした。先日これを買いに行こうとしたさいに、ふと名前は何て言うんだろうと思って調べてみたら、Luftpolstertasche(ルフトポルスタータッシェ、Luft: 空気、Polster: クッション・詰め物、Tasche: バッグ・かばん)と呼ばれていると知りました。お店で封筒を見ていたら、たしかにそう書かれていました。何度も買ったことがあったのに、名称を気にしたことがなかったんですよね。ちゃんと覚えておこう。

確かにLuftpolstertasche(n)って書いてある!

 なお、日本語では発送にさいし手紙や書類を入れるものを総称して『封筒』と呼びますが、ドイツ語だと手紙を入れる長形封筒を(Brief)Umschlag(封筒の長辺に封入口があるもの)、A4などの書類をそのまま入れられる角型封筒をVersandtasche(封筒の短辺に封入口があるもの)と呼び分けられているみたいです。この二つ以外にKuvertという呼び名もありますが、これはどういうときに使うものかはよく分かりません。でもどれもいわゆる日本語で言う『封筒』です。

表書きには“100 Briefumschläge(長形封筒 100枚入り)”とあります。これはいわゆる手紙や折りたたんだ書類を入れる、長辺に封入口がある封筒のこと

 
表書きには“10 Versandtaschen”(角型封筒 10枚入り)と書いてあります。これはA4の書類をそのまま封入できる、短辺に封入口がある大きな封筒のこと

 
 こうやって、ふとした疑問を調べることによって、知る単語が増えていくのが楽しい。これからも『あれって何て言うんだろう?』という思いつきを大事にしていきたいです。というか、普段からもっと勉強すれ、自分。
 
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