ドイツの春といえば、定番はSpargel シュパーゲル（白アスパラガス）。この時期になると、いつもWochenmarkt マルクトで購入しています。すでにスーパーでは3月から販売が始まっていましたが（下記記事）、自分で決めたゆるいルール『季節ものはマルクトで購入』があったので、まだ食していませんでした。

スーパーでは早くもひっそりとシュパーゲルが

　近所のスーパーへ買い物へ行ったら、もうシュパーゲル Spargel（白アスパラ）が並んでいることに驚き。そして緑のシュパーゲル（いわゆるアスパラガス）も。感覚的にはひと月半くらい早いような気がします。マルクト Wochenmarkt（市場）にはまだ全然そんな気配はありません。とはいえ、まだ売り場のほんのちょっとの場所に置かれているだけなのでひっそりしています。でも、たぶんもう買って食べてる人がいるんだろうな。上の写真は、朝10時ごろに買い物へ行ったときの売り場の様子です。ちなみに、昨年の3月下旬くらいは、スーパー...

というのも、ゲッティンゲンは4月に入ってしばらく雨が続いていたので、なかなか行く気が起きなかったんですよね。でも、昨日の2024年4月6日（土曜日）は久しぶりのお天気だったので、マルクトへ行ってきました。

　昨年初めて、春のドイツにはBärlauchと呼ばれるギョウジャニンニクがあることを知り、購入したことをブログに書きました。このときはもう5月中旬と時期が終わりごろだったからか、束も小さいですね。

Bärlauchが手に入ったー！

　Bärlauch（ベアラオホ）とは、ギョウジャニンニク（行者にんにく）のことです（日本のとはちょっと種類が違うらしい）。単語を分解すると、Bär（熊）とLauch（ネギ）。日本語でもクマネギと呼ばれることもあるみたいですね。ドイツでは4月5月はBärlauchの季節なんだそうです。　これまで、ギョウジャニンニクを食べたこともなければ、実物を見たこともなかったので、話に聞いても「ふーん」としか思っていませんでした。　たしか昨年だったと思うのですが、漫画『ゴールデンカムイ』の完結を記念に、最終回までの全話...

　今回購入したのは、昨年購入したお店とは別のところなのですが、今年はまだ出回り始めなこともあって、かなり大きな束でした。昨年の倍量はありそう。たっぷり使えてうれしい。

　Bärlauchは家に帰ってすぐに洗って、束の半分を茹でてお醤油とお酒を合わせて沸騰させごま油を加えたものに漬けておき、夜には塩茹でしたシュパーゲルとBärlauchのおひたしという春ならではの料理をいただきました。めちゃくちゃ美味しかった！　残っているシュパーゲルとBärlauchは、ひき肉を使った肉団子鍋（オハウ）を作ろうと思っています。楽しみ～！
　
　

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