今年もドイツで新しょうがを堪能


 昨年、ドイツに来たときにゲッティンゲンに立ち寄ってくれた友人とWochenmarkt マルクトを周っていて見つけた新しょうが。まさかドイツで新しょうがが手に入るとは全然知らずにいたので、私のなかでは大発見でした。昨年は少なくとも3~4回は買ったと思います。生で食べた以外に、佃煮と甘酢漬け(いわゆるガリ)も作りました。佃煮は、作ったあとに細かく刻んで、炊きたてのご飯に混ぜておにぎりの具として重宝しましたし、ガリはいなり寿司を作ったときに切り刻んて酢飯に混ぜたりサラダに使ったりしました。


 
 で、今年もそろそろ売られてるころかな~と昨日Wochenmarktを見に行ったら、立派な姿の新しょうががたくさん積まれていました~! もちろん購入、そして家に帰ってすぐに佃煮を作りました。夜にはこれをつまみにビールを飲んで、新しょうがをさっそく堪能。最高。


 
 ところで、ドイツで新しょうがってどういう食材なんだろう?と思って、新しょうがを使ったレシピを探してみたのですが、ジンジャーティーやジンジャーシロップやピクルスが多い印象です。なかには“Zu Sushi gehören Sojasauce und Gari.”(『寿司に醤油とガリは欠かせない』とかそんな意味)という書き出しのガリのレシピもありました。私の探し方がよくないのか、料理に使うレシピはあまり見つかりませんでした。Wochenmarktの店頭には、新しょうがが山盛り積まれていて、ときどき買っている人を見かけるのですが、何を作るために購入しているのかを知りたいものです。

 昨日、新しょうがを買ったお店で、私の隣に立っていたおじさんがお店の人に「これは何?」と尋ねていました。「新しょうが Frischer Ingwerですよ」とお店の人が答えると「しょうが~!?」ってな具合で驚いていました。まだあまり知られていないのか、普段目にするしょうがと見た目が全然違うし、おじさんが驚いたのも当然かもしれません。結局おじさんは、買うことなく立ち去っていきました。
 
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