ゲッティンゲン大学内には木彫りのフクロウがいる


 最近散歩に行くとき、ゲッティンゲン大学の大学内を横断する道を通ります。大学の建物に入るなら学生証または大学が発行するIDカードが必要ですが、道を歩くくらいなら誰でも通ることができるので、私たちのような学生以外の人がよく散歩しているのを見かけます。

 ゲッティンゲン大学は町中を出たすぐ北に位置するので、まず南側から入り、Café Campusの手前を右に曲がりそのまま突っ切って行くと、一般道であるGoßlerstrasße ゴースラー通りに出ます。これを横切って大学内の私道のひとつであるKäte-Hamburger-Weg ケーテ=ハンブルガー通りをまっすぐ歩き、一般道のHumboldtallee フンボルトアレーへ出る、というのが最近の散歩コースです。
 テキストで説明するだけでは何なので、Google Mapsで表示できるか試してみました。青い丸で表示されているのが前述の散歩コースです。うまく表示されているといいのですが。

 大学構内なので、基本的に目に入ってくるのは建物ばかりなのですが、この建物が古かったり味があったりと見ていておもしろく、そしてところどころにあるオブジェを見るのも楽しいのです。まだ見つけたばかりの道なので、いまは新鮮な気持ちで見られるからかもしれませんけどね。

 なかでも一番気に入っているのは、この散歩コースの最後、Humboldtalleeに出る直前にあるSeminar für Englische Philologieの前に立つ、木を使ったオブジェです。木には知恵の象徴であるフクロウが止まっているように彫られていて、それがとてもリアルなんですよね。

またこの木には1737と大学のマークGAが彫られています。1737年というのは、ゲッティンゲン大学が竣工した年なので、もしかしてそのときからのオブジェ!? いや、もしそうならすごいけど、そもそも雨ざらし状態で300年も持つかも疑問だし、フクロウが七匹いるというのがゲッティンゲン七教授を彷彿とさせるので、さすがに最近作られたものだろうと思っていますが。今度ちゃんと調べてみようかな。
 ちなみに、ゲッティンゲン七教授については、下記記事で詳しく書いています。


  
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