身ごろと袖を分けられたので…… ~Ilaria Shirt(1目ゴム編み版)
以前編んだIlaria Shirtは、首周り・裾・袖口がイギリスゴム編み(ブリオッシュ編み)でしたが、今回はそれを1目ゴム編みに変えてまた編んでいます。先日から編み始めたくつ下のAlvarを編むのが楽しくて、こちらはちんたら編んでいましたが、ようやく身ごろと袖を分けました。集中していなかったからか、ここまでくるのに時間がかかりました。
ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターの一部をちょっとだけ改変(首周り・裾・袖口のイギリスゴム編みを1目ゴム編みに変更)して編んでいます。
以前編んだ改変なしのIlaria Shirtの完成品は↓こちら。
ブックレットについてのレヴューは↓こちら。
購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。
これでようやく袖の目数分(150目くらい)が減って身ごろの200目と少しだけになったので、目の増減もする必要がなくなったし、メリヤスだけで編み進められて超快適。
Ilaria Shirtには、ボーダー柄と無地と二種類のパターンが用意されていて、基本的には同じなのですが、一部違うところがあります。それは身ごろのみを編んでいるときの増し目です。ボーダー柄には身ごろでの増し目はなく、無地には増し目があるのです。前回選んだボーダー柄では、パターン通りに何もすることなくそのままストレートに編みましたが、今回もボーダー柄を選びましたが、そのまま編むのではなく、無地のように身ごろで増し目をしてみようかどうしようか、ちょっと迷っています。減って増えるなら絶対やったんですけど、増えるだけか~……、とここが迷ってる原因。パターンには、ある一定の間隔で増し目をしていき、最終的にはいまよりも16目増えるとありまして……増えるだけっていうのがなんかちょっと気になる。それとも、8目減らして、8目増える(元の目数に戻る)ってやってみようかな!? もし増減をするならあと10段くらいで開始となるため、どうするのかを早々に決めてしまわないと。
ところで、セーターを輪で編むときは、複数の糸を使っていると、その扱いが結構面倒なのですが、以前思いついてやってみたら快適だった『身ごろを袋みたいにして、毛糸玉をその中に放り込んで編む』を今回もやっています。以前編んだセーターSolinaのときにやったことを応用(大げさ)しました。袋状になった身ごろのなかに毛糸玉を放り込むだけで、こんなに快適に編めるんだもの、ステキだわ。
Ilaria Shirtは首周りが少し大きめなので、ほつれ止めで首を閉じています。ほつれ止めが長いともっといいかもしれませんけど、7 cmほどのものでも十分です。このほつれ止めも編み物の先生をやっていた叔母から譲ってもらったものです。
こうして身ごろを袋状にしておくと、身ごろのなかに入れた糸玉が落ちることはありません。我ながら良いアイディアで、以前と変わらず自画自賛しちゃう!(笑)