作り目を輪にするとき ~Aibhilín


 オーストラリアのメルボルンに引越してしまう友人に編んでいるアームウォーマーのAibhilínですが、すでに片方が編み上がりました。Aibhilínは、模様編みが難しくないのに出来上がりが素敵なので、自分用にも欲しい。そのうち自分へ編もう。

 ところで、このAibhilínのように、作り目のあとに輪にしてから編む場合、いくつかやり方がありますが、私は今回、そのまま最初と最後の目をつなげるだけの方法を取りました。
 
 これ以外に私が知っているのは、

◎作り目を指定の数より1目多くし、最初と最後の目を2目一度してつなげる
◎作り目の最初の目を右針に掛け、それに作り目の最後の目をかぶせるようにして左針に掛け、これを1段目の最初の目とする(つまり、目を交差させてつなげる)

 です(文字だけでの説明が難しい……)。この2つは、一般的にもよく知られた方法だと思います。
 いままではこのうちのどちらかを使って輪にしていましたが、なんだかんだで面倒だったので、結局は簡単なやり方に落ち着いた感じです。しかし、ただつなげるだけは一番簡単な方法ではありますが、上の写真にあるようなギャップが出来てしまうのが残念(いや、だから、みなさんは上記に挙げた2つのやり方のうち、どちらかを選んでいるのだと思うのですが……)。

 好奇心で、これら以外に何か方法はないものかと探していたら、下記のビデオで5種類のつなげ方が紹介・解説されていました。
 このうちの3つは、上で書いたものです。

2:25~ Way #1 最初と最後をただつなげるだけ
4:52~ Way #2 作り目の最初の目を右針に掛け、それに作り目の最後の目をかぶせるようにして左針に掛け、これを1段目の最初の目とする
9:50~ Way #4 作り目を指定の数より1目多くし、最初と最後の目を2目一度してつなげる

 これら以外に、紹介されていたのは、次の2つでした。

◎作り目を指定の数より1目多くし、作り目最初の目を右針にかけ、作り目最後の目をこれにかぶせ、目を落とす方法(7:25~ Way #3 ※下記動画をクリックすると、この紹介部分から始まります)

◎作り目の最初の目を編むさい、最後の作り目をしたときの糸端も一緒に編む方法(12:25~ Way #5 ※下記動画をクリックすると、この紹介部分から始まります)

 最後のWay #5は意外なやり方でした。
 どちらも輪にして編む機会があれば、試しにやってみようと思います。とくにWay #3は絶対に試してみたいと思いました。あっ、直近だとセーターの袖口があるんだった!

 ちなみに、この方はMarynaさんと言って、10 rows a dayというサイトを主催されています。編み物に関するいろいろなやり方を、テキストと動画で紹介されていて、いつも必ず参考にしています。初めて見るような珍しいやり方も多いため、彼女のウェブサイトでは常に新しい発見があるのがうれしいです。

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