友人へのプレゼントに再び編む ~Spring Bloom Mitts
先日一時帰国をしたさいに会った友人と話をしていて、私が8年くらい前に彼女へ送った指なしミトンをいまも使っていてくれてることを知りました。そのことを聞いて、うれしさもありましたが、何よりも恥ずかしさが込み上げてきました。当時は、結構うまく編めたゾ!と思って友人へプレゼントしたのですが、あのころの私にはまだあまり技術がなかったことをいまは知っているので、たぶんいまそのミトンを見たら『なんでこんなものを~!』と赤面必至だろうと思ったのです。
いまの私の方がうまく編めるし、もっとちゃんとした(?)のをあげたいと思い、指なしミトンをまた友人へ編むことにしました。これまで何度も編んでいるSpring Bloom Mitts(リンク先:Ravelry)です。
ロンドンにあるLoopというおしゃれな毛糸屋さんが提供している、模様がカワイイ指なしミトンSpring Bloom Mitts。Worsted糸を4 mm針で編みます。
◎Spring Bloom Mittsのパターン◎
Spring Bloom Mittsのことは、当ブログでも何度か記事を書いています。糸の割に細い針で編むので、編み地がみっしりしていて、隙間なく手にぴったり合うので、思っていたよりも暖かいのです。さすがに真冬のドイツでは使えませんが、春や秋など、ちょっと冷えるなというときに使えて便利。そんなに時間がかからずに編み上がることもあって、プレゼント用にちょうど良いんですよね、このミトン。
使用する糸は、先日叔母から譲り受けた新美のネルソン・クロシェです。むっちりとした編み地になりそうで、期待大。
これまでは片方ずつ編んでいましたが、今回は新しい試みとして、初めて同時編みをすることにしました。同時編みをするさいの作り目のやり方を忘れていたため、自分が過去に書いた記事を参考にしました。書いてて良かった(笑)。
このSpring Bloom Mittsを輪針で同時編みするさい注意することは、針にかける目数です。
このミトンは作り目が36なので、18目ずつかけて編み始めてしまいがちですが(実際、私はやってしまいました……)、手の甲側は19目、手のひら側は17目で分けるのが吉です。甲の模様パネルは11目、模様の左右に各4目ずつ、計19目となるからです。18目ずつでも編めなくはないですが、19目17目とした方が分かりやすくて良いと思います。
さて。
このミトンをプレゼントする友人には、くつ下を編む約束もしているので、そちらも取りかからないとな。