友人の子どもたちへ再び帽子を編んでいます ~Garter Ear Flap Hat for Adult Small


 以前、友人の出産祝いに、子どもたちに帽子 Garter Ear Flap Hat(友人にはミトン Spring Bloom Mitts)を編んだことを書きました。

 子どもたち(当時3歳と6~7歳)の年齢を考慮して、サイズを選び編んでプレゼントしたのですが……どうやらすぐに小さくなってしまったことをつい最近知りました(おそらく最初から小さかった)。

 そのことを知ったときに、子どもの平均的な頭周囲がどれくらいなのかを調べてみました。すると、実践女子大生活科学部生活環境学科のサイトにあった記事『第20回 子どもの成長と衣服 高部啓子』を見つけ、図2を見て驚きました。3~4歳ですでに50cmに到達しているんですね。

 英語では、Toddlerが幼児(1~3歳くらい)、Kidが子ども(曖昧)を意味するので、それで大丈夫だと思ったのですが……日本人の子どもの平均頭周囲を知ってから、改めてこのパターンの出来上がりサイズを確認してみたら、Toddlerの仕上がりサイズは16インチ(ca. 40cm)、Kidの仕上がりサイズは17インチ(ca. 43cm)でした。もうサイズが全然違う。そりゃ3歳でToddlerサイズが小さいわけだ。Kidサイズすら小さい。
 アメリカ人(このパターンはアメリカの方が書いたと思うので、そう書きますが、アメリカ人を含む西洋人一般)は、大人でも頭が小さいですよね。そろそろ1歳になるくらいの赤ちゃんでも、生まれたてのようにとても頭が小さいことを思い出しました。そもそもの骨格が違うってことですよね。人と会わなくなって、すっかりそんなことは忘れていました。
 友人曰く、そんな帽子でも、子どもたちは気に入っていて、なんとか被ろうとしてくれているようで、それがとてもうれしい反面、サイズをちゃんと分からずに編んでしまったことをとても申し訳なく思いました。

 ということで、再び子どもたちへ帽子を編もうと思い立ち、今度はAdult Small(19.75インチ、ca. 50cm)を選び、編み始めました。出来上がりサイズが50cmなら、しばらくは被れそうなので、ちょうど良いかな、と思っています。

 日本以外のパターンで編む帽子のサイズは、日本人にはかなり小さすぎることを覚えておかないといけませんね。深く反省しています……。

 
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