手縫いで作る立体マスク


 基本的に家にこもっていることがほとんどなので、マスクは手ぬぐいを折るだけでできるもので賄ってきました(このマスクは家の周りを散歩するときなどに使用していて、出かけるときは、日本の家族が送ってくれた不織布のマスクをしています)。
 以前作った簡易マスクは、手ぬぐいを折りたたんだものがバラけないように、しつけ糸で簡単に縫っただけのものでした。ただ、これは昔ながらのガーゼマスクのようで、立体的なものではありません。

 本当は、立体マスクを手作りしたいとずーっと思っていたのですが、我が家にはミシンがないので無理だと諦めていました。
 しかし先日、いまさらではありますが、『手縫いで立体マスク作れないかな?』と突然思い立って調べてみました。立体マスクというと、まず思い浮かぶのは型紙が曲線であることです。あまり裁縫が得意でない私は、正直、曲線のある型紙は、型を取るのがめんどうだと感じてしまいます。そのため、直線で型を取ることができて、手縫いでも簡単にできるものを探しました。すると、たった一枚の布から曲線なしでできる立体マスクの作り方が見つかったのです。これなら手縫いでもできそう!と思い、さっそく作ってみたのが上の写真の二つのマスクです。一つを作るのに、手縫いであっても、1時間もかからなかったと思います。

 私が見つけたのは、Keiko Olssonさんによる次の動画です。たぶん、とても有名な動画ですよね。再生数がすごい。

一枚の布で出来る立体マスクの作り方 / How To Sew A Mask / 夏用マスク 大人用 子供用 / 簡単 / Sewing Tutorial / Pikku Saari (ピックサーリ)(by Keiko Olsson Sewing Channel)

 いろんな方の立体マスクの作り方動画を拝見しましたが、ミシンがなく手縫いでしかマスクが作れない私にとっては、上記の動画が一番作りやすそうだと感じました。何が素晴らしいって、面倒な型取りもなく、32×24cm の布一枚が用意できれば、手縫いであってもあっという間に仕上がることです。そして、この長辺32cmは、手ぬぐいの短辺とほぼ同じ長さ(か少し大きい)であること。断裁も簡単、型取りも簡単、手縫いでも簡単にできる……本当にすばらしいです。手早くミシンでモノを作っていくこの動画に感銘を受けたので、思わずKeiko OlssonさんのYouTubeチャンネルを登録してしまいました。自分にはない技術を持っていらっしゃる方の動画は、見ていてとても楽しい。

 時間を見つけてちょこちょこ作っていこうと思っていますが、耳にかけるゴムがもうなくなるかも……と思っていたら! 下記の動画では、着古したTシャツを細く切ったものでゴムの代用としていました(1分10秒くらい)。まったく考えたこともなかった。もう、その発想がスゴすぎて詠嘆するばかりです。この動画を参考にして型紙を作ったので、いずれこの縫い方でもマスクを作ってみようと思っています。

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