毛糸の残量が心配で、袖の同時編みを試みる ~Driftwood


 身ごろで色変えをするところまで編めたDriftwoodですが、袖を先に編むことにした結果……Top-Downセーターでは初めて両袖を同時に編むことになりました。くつ下を編むときや、Bottom-Upセーターで袖を別に編むときに同時に編むことをやったことがありましたが、そのときはどちらも4 plyの細い糸だったからか、一本の輪針で同時に編むことに何も問題はなく、何の疑問もありませんでした。しかし今回の使用糸は10 plyのAran。同時編みをするのも一苦労です。糸が太いので、80cmケーブルでは無理だと判断し、100cmケーブルを使うことにしました。それでも、写真を見れば分かるように、両端にできているケーブルの輪が小さいため、あまり余裕がありません。要は、さばきにくいんですよね。

 なぜ袖を同時編みにしようかと思ったかというと、ここまで使ってきたピンクの毛糸がだいぶ減ってしまい、片袖ずつ編んで足りなくなってしまったらどうしようと心配だったからです。結果的に、袖の途中まで編むには問題はなさそうなので安心しましたが(糸の残量で、あとどれくらい編めるかを予測するのが苦手)、Top-Downセーターで袖を同時編みするのは結構たいへんであることを知りました。袖の編み始めが脇の下なので、内側(上の写真で言うと、両針が出ている側)が段の開始位置になります。くつ下や別編みの袖の同時編みと違って、これが分かりにくく、慣れるまで少々時間がかかりました。

 さて、あともう少しで、ピンクの毛糸を使う部分が編み終わります。色変えするときに、袖をこのまま同時編みしていくか、それとも別に分けるか、ちょっと迷います。まあ、同時編みを続けるのが一番妥当かな。
 
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4件のコメント

  • 毛糸の残量で袖を同じ段数、色をそろえないとならないって大変ですね。でも同時編みって自分でまだやったことないし、私にはハードルが高いです。すごい!
    うまくいきますように!

    • マカロンさん、コメントありがとうございます。残量を見て編まなきゃならないのはこの上なくストレスですし、しかもトップダウン式で両袖を同時編みってすごくやりづらいですし……。でもようやく慣れてきました。同時編みって、最初はハードルが高そうに思えるかもしれませんが、やってみると案外そうでもありませんよ~。

  • はじめまして、8月上旬にドイツへ夫の転勤の帯同で来ました。
    趣味が編み物で、ドイツの毛糸屋さんを今はさがています。HPに載せられていたお店を参考にさせて頂きます。
    ドイツで編み物されている方がいらして、嬉しくてコメントをさせて頂きました。
    トップダウンのカーディガンを編まれているんですね。
    8月が寒かったので、日本より長い時期着られそうですよね。
    私は今ショールを編んでいます。
    また、コメントさせてください。

    • はじめまして、shimaさん。コメントありがとうございます。
      8月上旬というと、まだドイツにいらしてひと月くらいなのですね。目にするもの耳にするものが新鮮で楽しいころだろうと思います。これからどんどん寒くなっていきますが、編み物をしつつぜひドイツでの生活を楽しまれてくださいね。
      毛糸や針などは、いまはオンラインで注文するのが手軽でいいですよね。私もドイツで良いオンラインショップがないか探しているところです。それ以外に、ドイツはある程度の規模の町であれば、だいたい一軒くらいは毛糸屋さんがあることが多いように思います。そこを見てみるのも手かもしれません。
      日本の8月と比べて寒くて驚かれたと思います。そうなんです、こっちは寒い日の方が多いので、編んだものを身に着けられる時期が長いんですよね。きっと今編んでいらっしゃるショールも、完成したら活躍する場面が多くなると思います。
      こんなブログでよろしければ、またいらしてください~!

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