両袖が終わり、いよいよ身ごろへ ~Driftwood


 身ごろをいったん休めて、先に袖に取り掛かっていたDriftwoodは、両袖が編み終わりました。さすがAran、糸が太いだけあって、できていく速さが4 plyとは違いますね。
 これでいよいよ身ごろを編み始めますが、身ごろで気をつけるところというと……脇の増し目くらいでしょうか。それ以外は、裾の2目ゴム編みまで、ひたすらメリヤス編みをくり返していくだけ。難しいことはないので、あとは根気ですね。

 セーターやカーディガンといった、とくにTop-Downで編む大モノに手を出し始めた最初期のころは、どこで増し目や減らし目をするのかがなかなか頭に入ってこなかったため、目の増減を忘れてしまうといった間違いがとても多くありました。あまりにもミスが多すぎて、自分によく腹を立てていたほど。そんなときに知ったメモリーシートには非常に助けられました。メモリーシートとは、何段目で何をするのかをメモしておける超便利道具です。一つ一つの目の増減をメモリーシートに書き出して、それをいちいち確認しながら編むようにしたら、大幅に間違いが減ったのです。その代わり、間違いがないようメモリーシートを見て手元を見て慎重に編んでいたため、今よりも一枚を編み上げるのにかなり時間もかかっていたと思います。
 メモリーシートについて書いた記事がありますので、よろしければ↓こちらをご覧ください。

 しかし、今回のDriftwoodでは、メモリーシートの出番はまったくありませんでした。何度も大モノを編むようになり、その都度、どこで目の増減があるのかを編み始める前に図にすることでその位置を把握するようになりました(目のどの位置にマーカーを入れて、その前後のどちらでするのかを図にする)。こうすることによって、テキストだけでなく図で位置が理解できるようになり、目の増減でのミスはほとんどなくなりました。
 編み物をしていると、『継続は力なり』という言葉をよく思い浮かべます。最初はたどたどしくしかできなかったことが、だんだん慣れてきて速くできるようになる、まさに自分がヨーロッパへ来てから始まった編み物歴を振り返ると、何かを続けるということは大事だな、と常々思います。
 
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2件のコメント

  • やっぱりいい感じです。これで身ごろついた状態想像してます💛
    継続は力なり、そうですね。高校受験前の塾で合言葉のようにいってました。そう言えるようにドイツ式引き返し編みも練習しなくては。
    明日の編み物会は彼女がやったことがあったら聞けますしね。どの引き返し編みやったことがあるのか聞いてみます。

    昨日書いていた誕生日用の本注文ですが、今まで頼んでいたネットショップみたら在庫もありでよしよしと思ったら、この商品はヨーロッパに発送しませんって書いてあってショック!!このお店は値段が少々日本の定価より高く設定されていて送料世界無料だったんです。アマゾンとかで頼むよりお得で気に入ってたんですが、何ゆえに?  なので、注文できそうにありません。日本に帰れたときにブックオフでみようかしら。あーがっかりです。家族に頼むことも考えましたがコロナ禍なので他の転送サービスを使うか考えてます。
    毛糸だまもひかれます。日本の雑誌はやっぱり内容が充実してますね。アマゾンで誰かが内容が薄いとか書いていたりして、ヨーロッパの本みたらそんなこと言えないぞとか独り言ちてます( ̄∇ ̄;)

    • マカロンさん、コメントありがとうございます。
      編み物会、今日17日なんですね。楽しんでくださいね。雨に降られませんように!
      『ニットマルシェ』ですが、調べてみたら、日本のAmazonでも海外発送に対応してないみたいですね。こちらへ直接送ってもらえないなら、実家に届くようネットで購入して、帰国のさいに実家に寄って手に入れるのが一番良さそうに思います。コロナ禍でご家族のことも心配でしょうし、届いたらご家族に転送してもらうのではなく、実家に置いておいてもらう……いかがでしょうか。すぐに手に入れられないというデメリットはありますが……。それにしても、まさか海外発送に対応してないとは、ガッカリですね。権利関係などの理由なんでしょうかねえ。
      そのコメントをした人は何をもって内容が薄いと言ってるのか分かりませんが、私も日本の雑誌は、(もちろん雑誌によりますが)基本的には内容が充実してるものが多いと思いますね。ただ、最近は付録を充実させるあまり、内容が薄くなってしまった雑誌もあるにはあるようです(知らない雑誌でしたが)。

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