ムーミンのキャラクターたちをモチーフにしたくつ下のパターン集

ムーミンのキャラを編み込むくつ下のパターン集、Muumit Onnelliset Villasukat (Otava, 2022)。※書影は出版社の画像を借りました

 
 フィンランドといえばムーミンを思い浮かべる人も多いと思います。日本でも大人気のムーミンは、個性的なキャラクターたちが登場するフィンランドで生まれた物語です。もちろんフィンランドでムーミンは大人気で、たくさんのキャラクターグッズが販売されています。とくに育児グッズやおもちゃはムーミンをあしらったものがとても多く、アメリカ由来のキャラものはちょっとだけ売られているくらいです。
 フィンランドの毛糸メーカーNovitaにも、ムーミン関連の商品がありますよね。作者トーベ・ヤンソンの古いムーミン本から影響を受けた色の毛糸や、ムーミンキャラを編み込むパターンがあったりと、さすがフィンランドと思わずにはいられません(残念ながら、まだムーミン糸は買ったことがないんですけどね……)。

 そして今年2022年1月に入って飛び込んできたのは、フィンランドでムーミンのキャラクターたちを編み込んだくつ下のパターン集“Muumit Onnelliset Villasukat – AAkkosmatka Muumilaaksoon”(出版社:Otava)が発売された、というニュースでした。たまたまInstagramでフォローしていたフィンランド人ニッターの方がパターンデザインに携わったようで、本を紹介していたのを見て知りました。ウェブのムーミンショップでも紹介されています(英語)。タイトルは、「ムーミンの幸せの毛糸のくつ下 ~ムーミン谷への旅」とかそんな意味でしょうか。すべてのパターンで、Novitaで出しているムーミン糸が使われているんだとか。現在出版されているのはフィンランド語のみなのが残念ですが(さすがにフィンランド語のパターンで編み物はやらない……)、いずれ、必ず他言語に翻訳された本が刊行されるだろうと思います。いまはそれを待つしかありません。でも、本は眺めたい! 写真を見てときめきたい! いまは前述のムーミンショップのページにある写真だけで我慢しています。全部で29パターンが掲載されているようなので、早く全部を見てみたいなあ。
 
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6件のコメント

  • うわーこれは可愛い💓ムーミンの部分が縁取りがされてるみたいですけど、どうやって編むんだろう。編んでから刺繍してるんですかね。編み込みでこんな風にできるのかな。素人には難しすぎて頭の中が?になってます。
    フィンランドならEU内だから買っても関税とられなくてよさそうですね。このメーカー知らなかったです。のびた?って思いました。

    • メロンパンさん、コメントありがとうございます。
      この本日、素敵ですよね! 編む編まない関係なく、手元に持っていたいと思える本です。まるで絵本みたい。
      イギリスにいたとき、まだ関税がかからなかったからなのか、身近にNovita(ノヴィタ)の糸を扱っているところがあったので、よく買っていました。一時期はNovitaばかり買ってたなあ。Novitaの糸でセーターやカーディガン、くつ下、カウルなどを編んでいます。みっしりとした糸で、とっても暖かくて良いですよ。

  • Novitaの毛糸使ったことが既にあるんですね。手触りもいいですか?
    やっぱり北欧の毛糸だから温かいんですかねぇ。カウルいいなぁと思います。
    あとネットで買うことが増えるとすると、どこかで毛糸に触れる機会があったら絶対触って手触りを確認してメモしておくのもいいかも、と思いました。夫のビールコレクションならぬ毛糸コレクションみたいな。

  • カウル編まれてて使用してても気にならないということはチクチクするわけではないってことですよね。それにしてもたくさん編まれてる!!いろんなタイプのもので見られたので非常に参考になりました。
    編み込みの練習はいいですね。わたしもいつか。。。

    • チクチクするような感じはありませんね。水通しをしたら糸が落ち着いたように思います。もしNovitaを手に取る機会があればぜひお試しください~。編み込みも楽しいですよ!

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