まさかの雪。ウソじゃないよ。


 先週(2022年3月21~27日)は、ゲッティンゲン周辺は快晴に恵まれ、朝晩の気温差が激しいものの、日中は毎日のように15℃以上の気温を記録していましたが、今週に入ってから空は曇天、太陽があまり照らないからか最高気温も10℃以下と低く、少々肌寒さを感じていました。
 で、今日。起きてみたら何だかすごく静か。なんで?と思って外を見てみたら、なんと雪が降っていて、少しだけ積もっていました。ちなみに、朝の時点では外気温はマイナス1℃でした。

 先日完成したMeri Shawlを使うチャンスがないかと思っていたのですが、今なら使える!

 先週の土曜日はカッセルで桜を見て、春だ、春だ、とはしゃいでいたのですが、今日はまさかの雪……。この天候の目まぐるしさは、たしかに春っぽいんですけどね。


 今日は4月1日。エイプリルフールや四月馬鹿などと呼ばれている、今日はウソをついても良い日だとされています。InstagramのGrimmwelt Kasselのアカウントで紹介されていたのですが、ドイツにはAprillsnarr アプリルスナー(リンク先:Deutsches Wörterbuch von Jacob Grimm und Wilhelm Grimm)という言葉があるのだそうです(現代ではAprilnarrまたはAprilsnarrと表記)。これは、つまりエイプリルフールのドイツ語です。Aprillsnarrはグリム兄弟が編纂していたドイツ語大辞典にも記載されていて、説明には英語表現や北イングランドでの他の呼び方などが書かれていることからも、19世紀半ばごろにはヨーロッパではすでによく知られていた風習だったことが分かります。ドイツ語版Wikipediaによると(ここではAprilscherzという単語で表記されていますが、グリム兄弟編纂のドイツ語大辞典には記載されていない)、1618年にバイエルンで記録されているのが、ドイツでのこの風習の最初だと言われているのだそうです。
 昔、詳細は忘れてしまいましたが、ブラームスが南米に行っていた、とかそんな感じの嘘のニュースを一瞬信じてしまったことがありました(報道の日付ですぐに気づいた)。このように、4月1日は世界でもフェイクニュースがさも本当かのように報道されたこともありますが、最近はかなり減っているみたいですね。


 こんなことを書いたってことは、雪が降ってるのは実はウソ?と思うかもしれませんが、雪が降っているのは本当です。


 
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