PetiteKnitのZipper Sweater
英文パターンを編むようになって間もなかったころから、ずーっと気になっていたのが、デンマークのニットデザイナーMetteさんが主催するPetiteKnit(プティートゥニットって読むのかな……?)が発表しているパターンでした。初めて見かけたPetiteKnitのパターンは、Sunday Cardigan(リンク先:Ravelry)で、そのシンプルでざっくりとしたデザインに惹かれていました。その後も、Ravelryなどでセーターやカーディガンのパターンを探していて、「これは編んでみたい」と思ったシンプルなデザインのものは、だいたいがPetiteKnitのものでした。でも、残念ながらこれまで購入するにはなかなか至りませんでした。シンプルが故に、もう少し模様があるものを選んでしまいがちだったからです。
先日、夫のセーターを編めないかとパターンをいろいろと物色していました。
夫は衣服に関しては彼なりのこだわりがあって、なかなか選ぶのが難しいのです。しかし、これなら夫が絶対に気に入る、シンプルな形のトップスがあります。そして、それと同じ形のセーターのパターンが、PetiteKnitで販売されていたのです。
それがZipper Sweater(リンク先:Ravelry)です。
やった、とうとうPetiteKnitのパターンを購入しちゃったー!
このパターンは、Aran糸かDK糸とモヘアを組み合わせて編むために書かれているので、細い糸で編むなら自分でアレンジをしなければなりません。しかし、そうやってうまく編めたことがなかったので、躊躇していました。なにもわざわざZipper Sweaterを購入しなくても、ほかにもジッパー付きセーターのパターンはありましたし。でも、なぜZipper Sweaterを選んだのかというと、それはひとえに、ジッパー周りの処理の仕方に惹かれたからです。
個人的にこだわりたかったのはジッパー部分で、ただジッパーを縫いつけるだけで、表からは見えないとはいえジッパーのテープ(生地に縫い付ける部分)が丸見えなのはなんだかなあ、と思っていました。しかし、PetiteKnitにもジッパーセーターがあることを知って、Zipper Sweaterのページを見ていたら、ジッパーの付け方を紹介する動画があることに気づきました。見てみたらジッパーのテープも隠れて、きれいに処理できることを知って、もうこれしかない!と思ったのです。
いきなり細い糸で編むには全貌が見えないため、まずは自分用にパターン通りにAran糸で編もうと思っています。すでにどの糸・色で編むのかは決めたので、あとは注文するだけ。そして、その経験を生かして、細い糸に挑戦しようと思います。あー、早く細い糸で編んでみたい!