以前編んだアームウォーマーの伏せ止めを変えてみた


 夏のことを思うと、いまは日がかなり短くなり、19時には真っ暗になるようになってきました。これからもっと短くなり、10月末には夏時間が終わりになります。いまの時期のドイツでは、(地域によるかもしれませんが)ハロウィーンよりも、クリスマス関連商品が店頭で大きく展開されています。朝晩の気温(一桁しかない)も相まって、『冬になったなあ』と感じます。日中はまだ16℃くらいまで上がる日も多くてまだ秋っぽいんですけどね。とは言え、だいぶ寒くなりました。

 こうなってくると、家で活躍するのは、以前自分用に編んだアームウォーマーのAibhilín(下記記事)です。家のなかは暖房でそこそこ温かいのですが、じっとしているとちょっと寒いので、秋ごろになると出してきて、身につけていることが多くなります。

 先日、いつものようにAibhilínを身につけて編み物をしていたら、ふとAibhilínの伏せ止めが目に入りました。

 これを編んだころは、十分な伸縮性が出るJeny’s Surprisingly Stretchy Bind Offを頻繁に使っていました。しかし、あるころからJSSBOの見た目が気になるようになってしまいました。それからは下手ながらもゴム編み止めを使うようになり、現在は以前よりはかなり上手く止められるようになったため、いまではJSSBOをほとんど使わなくなりました。こんな経緯があったため、目に付いてしまったのかもしれません。

 こうなると気になって気になって仕方がなくなってきたので、思い切ってJSSBOの伏せ止めをほどいて、ゴム編み止めにし直すことにしました。
 
 まずは端糸の処理をした場所を探すことに。注意深く触ってみたらすぐに分かったので、慎重に端糸を出しました。あとはほどくだけです。

 糸は当然うねうね状態。ほどいて短かったら、ゴム編みを1段だけほどこうと思ってましたが、水で糸を伸ばしてみたら、えらい長さの糸となりました。こりゃ長い。JSSBOの十分な伸縮性は、こんなに糸を使っていることによって出ていることがよく分かりました。

 この状態でゴム編み止めを始めたのですが、途中で、もう1段ゴム編みが編めそうなほど糸が余ることが分かりました。ゴム編み止めは、ほどこすところの三倍の長さの糸があれば十分なので、もう1段ゴム編みを編んで、それからゴム編み止めをしてみることにしました。

 やってみたら、問題なく糸が足り、余りも少ししか出ませんでした。やったー! ゴム編みをしなかったら、糸の余りがものすごく長くなってしまい、もったいなかったと思います。

 もう片方も同様に、ゴム編みを1段足してからゴム編み止めをして完成となりました。伸縮性も問題なかったので一安心です。

 気になっていたものが解消して、大満足。
 
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ 
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です