Summer完成
『ブロッキングをしている最中』とブログに書いておきながら、ちょっと間が開いてしまいましたが、ようやく夏用トップスのSummerが完成しました。
以前編んだものをほどいて、その糸(4 ply、コットン)を再利用しようと、ANKESTRiCK アンケシュトリックさんの夏用トップスSummerを編むことにしました。パターンでは本来DK糸を使いますが、今回は4 ply糸を使って、欲しいサイズより一つ上のサイズを編んでみています。
Summerのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
首の後ろに付けているHand Knittedというタグは、イギリス在住時にJohn Lewis(イギリス各地にあるデパート)の手芸売り場でたまたま見つけたリボンのようなものです。セーターやカーディガンが編み上がるとこれを縫い付けて既製品っぽくして楽しんでいます。いまやタグを付けないと、完成したように思えない不思議。それだけでなく、手編みだとセーターは前後が分かりにくいことがありますが、これを付けておけば目印にもなるので便利。詳細は下記記事で書いています。
さて、Summerが完成したので、編み終えての感想などを書いてみようと思います。
何度も書いていますが、このSummerは、本来はDK(8 ply)糸を使うパターンです。でも、もともと4 plyで一度編んだものをほどいてそれを再利用して別のものを編もうと思ったとき、やはり夏用のトップスがいいな~と探していたときに見つけたのがSummerでした。太さが違う糸で編むと、どうしてもサイズに問題が出てしまいますが、RavelryにあるSummerのページで、編んだ先人たちの書いているコメントで、おそらくサイズを一つ大きくして編めばちょうどよさそうだ、ということが分かり、ドキドキしながら編み始めました。
そしてブロッキングも済んだ状態でサイズを測ってみた結果、身幅がなぜかDK糸で編んだときのサイズと変わらないっていう……。どうして。丈は狙った長さになったし、袖周りはそもそも少し大きめになっちゃってたので+4 cmくらい、肩もほぼサイズ通りだけど。うーん……よく分からないけど着てみたらいい感じだし、まあいっか!
ところで、襟ぐりのコントラストカラーを編み込んだ飾りですが、ブロッキングしても、する前と印象が全然変わりません。CCがチラッと見えるだけで、パターン通りに編んだとはいえ、あんまり意味がないような気がしてなりません。一番上の写真を見ても分かるように、引きで見たら全然分からない。むしろ裏側の方がいい感じだし。せっかくの差し色なので、もうちょっと目立つ方がいいと思いましたし、何か違うやり方を考えた方がよかったかな、と思っています。
Summerは、裾・袖・襟ぐりで針のサイズを一つ落として1目ゴム編みをしますが、長さにしてだいたい2 cmくらいしか編みません。だからか、外側にクルッと丸まってしまいそうになってしまいました。とくに裾。袖は問題なしでしたし、襟ぐりもアイロンをかければなんとかなりましたが、裾だけはアイロンをかけてもちょっと心もとない。下の写真はアイロンをかけたあとなのですが……ちょっとビロビロしてるのが気になるっちゃ気になる。こうならないためにも、裾だけはもう5~10 cmくらい編んでも良かったかもしれません。
などなど、いろいろと反省点などが多かったSummerですが、これからの季節に着るにはちょうど良いトップスが一つできてうれしい。