夜の町や夜空を思わせる糸
先日、愛知県一宮市から糸が届いたことを書きました。送ってくださったのは、ひょんなことからやり取りをさせていただいたレインボー株式会社の方です。詳細は下記記事に。
なお、送っていただいたほかの糸も下記記事にて紹介しています。
今回は、四種類のなかから、紺の糸とループヤーンの混紡糸を取り上げようと思います。
触ってみると、柔らかくてとてもふかふかしています。ループヤーンはナイロンだと思いますが、それ以外はウールがメインでしょうか……。ループヤーンというのは、ファンシーヤーンの一種で、糸のところどころに輪（ループ loop）ができている糸のことです。この糸に混ざっているループヤーンは、色とりどりな上にループがめちゃくちゃ細かく入っています。
コーンの内側を見てみると、この糸の番手は1/2.3。ということは、だいたい並太くらいの太さですね。適正な針の太さはだいたい4～5 mmくらいだと思うので、スワッチは4,5 mm針で編んでみました。そもそもファンシーヤーンを使った経験が乏しいため、編んでみるまでこの糸がどんな表情を見せてくれるのかがまったく想像できませんでした。
スワッチを編んでみて模様の全体が見えたとき、思わず『すごい……！』と声に出してしまいました。さながら夜の街や夜空といった感じでしょうか。紺色以外のところがキラキラ光っているかのようです。ループヤーンの効果がこれでもかと出ていて、紺色の糸なのにものすごく鮮やか。ところどころに見えるピンクや萌黄色、えんじ色といった色の選択がまた心憎い。色合いも編み地の表情も、ものすごく好みです。ぜひこの糸で着るものを編みたい！
そこで、長さを計算してみることに。先述の通り、この糸の番手は1/2.3です。そして重さは370 gとあります。長さを出すには、番手を算出するための式（糸の長さ ÷ 糸の重量 = 番手）を使って糸の長さをx エックスにして計算すると、851 mと出ました。試しに、Ravelryで糸の太さと長さで絞り込んでカーディガンのパターンを探してみたら、2,600以上のパターンが見つかったので、十分カーディガンを編むことができそうです。何なら、ストレートヤーンと組み合わせても良いかもしれないですね。どんな糸と組み合わせるのか考えるのも楽しい～！
すごい素敵な色ですね！いつか手に入れられるようにレインボーさんフォローしておきました😆ちょうどこのニッターさんのインスタを見ていて、この糸で編んだら素敵だろうなーと思いました。
https://www.instagram.com/p/Cuz3RgGJehm/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
Iggiさん、コメントありがとうございます。
同じように思ってくださる方がいてうれしいです！ ファンシーヤーンってほとんど使ったことがなかったので、糸からこんな表情のある編み地ができることに大感激でした。
リンク先、拝見しました。渋くてステキ！ この糸で編むと、写真にあるようなのとはまた一味違った感じになりそうですね。