絵画のような色彩が浮かんでくる糸


 先日、愛知県一宮市から糸が届いたことを書きました。送ってくださったのは、ひょんなことからやり取りをさせていただいたレインボー株式会社の方です。詳細は下記記事に。

 なお、送っていただいたほかの糸も下記記事にて紹介しています。


 
 受け取ったときから早く編みたくてウズウズしていたので、四種類の糸のうちの一つを使ってさっそくスワッチを編むことに。使ったのはこの糸。触った感じでは、ナイロンのような化学繊維で出来ているみたいですが、サラッとしていてとても丈夫そうです。ちょっとだけ端糸をほぐしてみたら、いろんな色や形状の糸が複雑に絡み合っていました。いったいこれが、編み地にどんな表情を見せてくれるのか思い編んでいたら、あまりにも美しい模様が出てきてとっても驚いてしまいました(使用針:3,00 mm)。写真だと、その華やかな色合いがきれいに出せず、くやしい。

PCやスマートフォンだと、本物の良さがうまく出せていない写真となってしまいましたが、とても美しい色彩で、まるで絵画のようです

 
 明るい色彩が織りなすその模様は、まるで印象派の絵画のようでした。最初に見えてきたオレンジ色の部分は、画家モネの「印象、日の出」(リンク先:Wikipedia)の色合いを彷彿とさせたのです。そして続けて編んでいったら、今度は同じくモネの「睡蓮」シリーズ(リンク先:Wikipedia)ゴッホの「星月夜」(リンク先:Wikipedia)を思わせる青や紫が出てきて、これまた違った表情です。部分部分によって見えてくる色のニュアンスが本当に素晴らしい!
 
 この糸は、コーンの芯の裏側にかかれている情報によると、重さが430 g、番手が1/3.5とありました。番手表によると、合太が1/3で中細が1/4なので、だいたい合太と中細の間くらいの太さだということが分かりました。実際に触った感じだと限りなく中細に近いのですが、糸自体が少しモワモワしているので、番手で見ると若干太めなのはそれが要因なのかもしれません。

コーンの芯の中に、この糸にかんする情報が書かれていました。「番手:1/3.5 430 g」とあります

 
 さて、この糸で編むなら何がいいかとしばらくの間考えを巡らせていたら、あるときたまたま持っていたネットバッグが目に入りました。ネットバッグを編んだらおもしろいかも……?と思いつき、編んでみようと思うに至りました。……ということで、まずは試しに“Einkaufsnetz gestrickt”(Make me,Take me)を参考に、ネットバッグを編んでみることにしました。Einkaufsnetz gestricktは、以前にも編んだことがあるドイツ語で書かれたパターンです。詳細は下記記事に書いています。


 
◎Einkaufsnetz gestricktのパターンは↓こちら(リンク先:Ravelry)

ただ、ネットバッグは模様編みで編んでいくことになるので、糸の色彩の美しさをもっと生かすなら、メリヤス地がメインとなる別のものを編んでみたいところ。次に何を編むか考えながら、まずはネットバッグを編みます。
 
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ 
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です