Lana Grossa(KnitPro Zingシリーズ)のミニ輪針評


 先日購入したLana Grossaのミニ輪針、さっそく使ってくつ下を編んでいます。

 使い心地などをつらつらと書いてみようと思います。最初に結論を言うと、買って良かった!
 
 このミニ輪針は、Lana Grossaの商品として売られていますが、実際はKnitProとの提携商品です。お値段は€5,55でした(2024年2月現在)。他メーカーと比べて、圧倒的に安いのも良し。

KnitProのZingですが、ケーブルにはLana Grossaの文字が入っています

 
アルミ製のZingシリーズは、他メーカーに比べると針先が尖っておらず、どちらかというと平らに潰れてるような感じですが、思っていた以上に目を捉えやすいのに驚きます。くつ下編み用に持っている輪針・5本針ともに普段からよく使っていて、めちゃくちゃお気に入りです。ミニ輪針も同じシリーズのを手に入れることができて良かった。

 ミニ輪針を使うのは初めてではありませんが、長い針と短い針の左右非対称になっているのは初めてです。長針の長さは約7 cm、短針は約4,7 cm。クロバーのミニ輪針は針が3,5 cmしかないのを思うと、どちらもなかなかの長さですし、長針にいたっては、Knit Picksの付け替え輪針ショートとほぼ同じ長さです。これなら問題なく使えそうかな?と、さっそくくつ下を編み始めました。

 前述のとおり、左右非対称の針を使うのは初めてだったので、どちらをどちらに持てばいいのか分かりませんでした。調べてみると、正解があるわけではなく、自分で編みやすければOK!のようですね。まあ、よく考えればそりゃそうか。
 まずは短針を右手にして編んでみたら、編みにくいことこの上ない。4,7 cmって結構長いように思いましたが、存外短い。次に逆にして長針を右手に持って編んだらうまいこといきました。
 編み始めて分かったのですが、やっぱり普通の輪針のようには編めませんね。普段は左の親指と人差し指を使って目を送りそれを右手の針で捉えて編む、という流れなのですが、ミニ輪針の場合だと普段のように目を送ることができないので、右人差し指を使って左針を押して目を送らなければなりません。これが地味に面倒。もっと違う編み方はできないものか、まだまだ試行錯誤中です。

針先を指で押して目を送ります

 
 でも、普通の輪針や5本針のように、針を持ち替える必要なくずーっと編み続けられるのは本当に良い……! いつも針の持ち替えで気にしていた境目のことを気にせずに編めるってステキすぎる。目もガタガタせずに編み地が安定しているように見えます。これだけでも買ったかいがありました。良い買い物ができました~。ほかの太さも揃えたくなっちゃうなあ。

 まずは模様がちょっとあるくらいのくつ下を編んでみて、その次には編み込み模様のあるくつ下を編んでみたいと思っています。
 
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