やっぱり何度もやり直した袖の拾い目 ~Blåsippa


 両脇を縫い終えたので、次は袖の拾い目です。手順としては、編み地から必要な目数を平均的に拾うために計算をして、あとはそのとおりに目を拾っていって輪にします。


 フィンランドの出版社Laine Publishingの定期刊行物Laineより、Issue 11に掲載されているGudrun Johnstonさん(リンク先:Ravelry)デザインによるセーターBlåsippaを現在編み進めています。

 Blåsippaのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。

 Laine Publishingの公式サイトは↓こちら。

 Laine, Issue 11は↓こちら。


 袖部分となる編み地の目数と、実際に拾う目数は全然違います。そのため、これを平均的に目を拾うためには平均計算というのをしなければなりません。たとえば今回の場合、編み地の目数(段)は前身ごろと後ろ身ごろで50ずつの合計100、実際に拾う目数は前後で42ずつの合計84でした。これを平均計算の式に当てはめると、前も後ろもそれぞれ『6-2(6目ごとに1目飛ばす、を2回)』と『5-6(5目ごとに1目飛ばす、を6回)』すればいいことが分かりました。

 この平均計算については全然詳しくないのでよく分からないのですが、部位ごともしくは目的ごとにやり方がちょっと違うみたいですね。Blåsippaの袖の拾い目については、最初はアプリ『棒針編み辞典 160記号』(日本ヴォーグ社)にある「平均計算の方法」→「平均に目を拾う」を参考にして計算しましたが、それだと何でかうまく目を拾うことができなかったので、同じく「平均計算の方法」→「裾や袖口のゴム編み切り替え一で、平均に増し目や減目するときの計算の仕方を教えてください」→「●平均に増し目をする」にある計算方法でやってみて、やっとうまくできました。

 いままでなんとなく本(前述のアプリとほぼ内容が同じ、日本ヴォーグ社から1991年に刊行された『ヴォーグ基礎シリーズ あみものホットライン ~困ったときにズバリお答えします』のこと)に書いてあるとおりに計算しているだけでしたが、平均計算についてはそのうちちゃんと勉強しようっと……。
  
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