いつも気にしてしまう丈の長さ ~Siena
昨年後半は引越しがあり、あまり優先度の高くない編みかけや編み物の道具をふた月ほどダンボールに入れたままになっていて、全然手をつけていませんでした。生活のサイクルも徐々に安定し始めたので、ようやく編みかけだったプロジェクトを続々と再開し始めることにしました。まずは前ボタンのベストSienaです。
フィンランドのニットデザイナーJonna Hietalaさんデザインによる、トップダウンで編む前開きのベストSienaを編んでいます。もともとはイタリア?のmYakというところが出したパターンだそうですが、一時期Laine Publishingでも販売されていました(現在はRavelryのみで販売)。
Sienaのパターンが販売されているRavelryページは↓こちら。
mYakのSienaページ(毛糸のみの販売)は↓こちら。
前回Sienaの進捗をブログに書いたのは、2024年の10月上旬でした(下記記事)。
このあとすぐにSienaは引越し用段ボール箱に入れてしまったので、続きを編むことができていませんでした。やっと再開です(……最近「やっと再開」って言葉ばかり書いているような気がする……)。上の記事から何も進んでいないように見えるかもしれませんが、一応、ちゃんと進んでいますヨ。ちょびっとだけだけど。
パターンだと、丈は袖で作り目をしたところから24 cmと書かれていますが、これだとどうにも短い。しかも、裾のゴム編みは4 cmとあるので、それだと30 cmにも満たないということになります。短すぎ。試しに、丈の長さが気に入っている以前編んだカーディガンのBreckonを測ってみたら、袖下からゴム編みに入る手前までが30 cm、裾までは38 cmでした。
この長さまで編むかどうかは別にしても、それでもSienaは10 cmくらい短いことになります。うーん、短いのは他人が着ているのを見るとステキだなと思うのですが、自分が着るんだとどうだろう……。ひとまず、Sienaの身ごろはもう少し長めに編むことは決定です。
最近発表された着るもののパターンは、丈が短い場合が多くて、自分で編むときは長めに編むことばかりが続いている気がします。Blåsippaはパターン通りだと短いことが分かったので模様を数回分足しましたし、Lyon Sweaterは完成後に編み足しましたからね。
丈が短すぎると、着ているときに気になることが多くて、結局着なくなってしまう、なんてことが起こるかもしれません。せっかく編んだのに着なくなるってことだけは絶対避けたい。ほんと、丈って大事。