輪で編む2目ゴム編みの作り目の方法 ~Treads
先日書いた、Latvian Braid ラトヴィアン・ブレイド(表目を90度倒して横向きになった目のこと)を使ったパータンで、指なしミトンTreads (Ravelry)を編んでいます。
このパターンで複雑なのはラトヴィアン・ブレイドだけで、それ以外は基本的な技術だけで編めますし、裏目の畝を利用したリネン・スティッチ Linen Ridge Stitchも見事で、デザインがなかなか良いです。
今回編むのに、模様のパターンなど根本的な部分は書いてある通りにしていますが、模様の幅や形を少し変えています。例えば、パターンでは1目ゴム編みですがこれを2目ゴム編みにしたり、模様をくり返す回数や5本指に分けるところをそのまま輪で編み終える、などなどです。
このミトンでは、いままであまり使ったことがなかった、輪で編む2目ゴム編みの作り目を使いました。いつも使っているGerman Cast Onで作り目をし編み始めたのですが、いままでなんとも思っていなかったところが急に気になりだしたので、輪で編む2目ゴム編みの方法で作り目をすることにしました。
ゴム編みの作り目というと、指で針にかける作り目の方法がちょっと複雑ですが、今回使ったのは、別糸でかぎ針を使った作り目をして編み始める方法で、輪にするのも簡単でした。ずいぶん前に知った方法で、一度カウルを編むのに使ったきりでした。この作り目の方法を突如思い出したので、使うことにしました。参考にしたのはブログ『糸へん便り』の下記記事です。
指でかけるゴム編みの作り目よりも断然簡単。こんな方法もあるんですね。ゴム編みも奥が深い。
そして、この方法でできたミトンの裾が下の写真です。
私の技術がなくて目が汚いですが、それでもやっぱりゴム編みの作り目はいい……! ゴム編みならではの裾に満足です。
片方を編んでいて糸が足りるか不安になってきたので、もう片方を編み始めました。同じところまで編んで足りそうだったら仕上げをしようと思っています。もし足りなかったら、途中まで解いてやり直しです……。足りますように。